東京・南青山のホンダ本社1階にあるウエルカムプラザ青山で展示されている「ありがとう」仕様のレッドブル・ホンダRB16Bですが、他にも興味深い展示アイテムがあります。
それが、日本人ドライバー・角田裕毅選手の昨シーズン最終戦となるアブダビGPで着用したヘルメットです。
いわゆる第4期ホンダF1ラストランとなったアブダビGPで角田選手が実際に着用したヘルメットで、バイザーのあたりは、細かな汚れや傷なども残っていて、レースの熱量が伝わってくる感じですね。
そして、デザインは、ホンダへの感謝の気持ちを表現したものになっています。
また、後ろの部分には、日本の神話に出てくる風の神様とされる志那都比古神(しなつひこのかみ)もデザインされています。「神風」というニュアンスだったり、「息長く活躍する」という意味合いもあるようです。
Yuki saves his best for last! 🙌
A season high P4 👏#AbuDhabiGP 🇦🇪 @AlphaTauriF1 pic.twitter.com/yP6BLFCfvF
— Formula 1 (@F1) December 13, 2021
ルーキーイヤーの昨シーズンは7年ぶりとなる日本人フルタイム参戦F1ドライバーという事で、注目、期待され、様々な困難を乗り越え、最終戦のアブダビGPで、自己最高の4位入賞を果たしました。ホンダがF1から撤退し、角田選手も2年目、真価が問われる大切なシーズンになりますが、素晴らしい走りを見せてくれるとともに、2シーズン続けて中止となっている日本GPでの鈴鹿凱旋を期待しましょう!