富士スピードウェイで2年ぶりに開催された軽四自動車レースの祭典「2022 K4-GP 富士7時間耐久」の実況を担当しました。
「K4-GP」はモータースポーツをもっと身近に、気軽に、参加して楽しんでもらおうというコンセプトのもと、前身大会を経て、2001年から現在の形で開催され続けてきたイベントです。冬と夏に耐久レースの形で、富士スピードウェイを舞台に開催されてきましたが、サーキットが改修工事で使用できなかったときは、マレーシア・セパンサーキットでも開催されました。
コンセプトがウケ、予算面でも参加しやすいことなどからレース経験の有無を問わず人気の大会となりましたが、大会を立ち上げたレーシングカーデザイナーで、マッドハウスのマッド杉山こと、杉山哲さんが他界され、新型コロナウイルスや東京オリンピック・パラリンピックなどもあり、2年間、開催されていませんでしたが、今年、久々に開催されることになりました。
ガチガチのレースではなく、とにかく楽しむことが主になっているので、安全面以外の制限はかけず、むしろ、トコトン遊び倒して欲しいという主催者側の思い通り、遊び心がいっぱいの車がたくさん登場し、楽しい一日となりました。
レースの模様は初めてYouTubeでもライブ配信され、私は、レースアナウンサーの實方一世さんと実況を担当、そして、ピットからは、竹内さくらさんのリポート、さらには、この大会に、チーム、ドライバーとしても参加しているレーシングカーデザイナーで、モータースポーツ解説でもおなじみの由良拓也さんのリポート解説でお届けしました。レースはアーカイブでも見ることができますので気になった方はチェックしてください。
レースとしても5つのクラスに、100台以上が参加し、見ごたえがありましたし、本気を出した大人たちの遊び心を存分に感じることができました。何よりも、常に笑顔で溢れていたのが印象的でした。
次回は、この夏の開催を予定しているそうです。気になる方は、大会HPでチェックしてみてくださいね!