女子バレーボール・VリーグV2の群馬銀行グリーンウイングスは、27日、2022年度の新加入選手として、菊地実結(日本体育大)、藤井寧々(日本女子体育大)、正木七海(旭川実業)の3選手が内定したと発表した。
【お知らせ】
この度、3名の選手の内定が決定致しました。
☆菊池実結
#3 MB
日本体育大学☆藤井寧々
#9 OH
日本女子体育大学☆正木七海
#11 OH
旭川実業高校応援よろしくお願いします😌#群馬銀行グリーンウイングスhttps://t.co/nbpki4Nk8s
— 群馬グリーンウイングス【公式】 (@GGreenwings) December 27, 2021
背番号は、菊地が「3」、藤井が「9」、正木が「11」となる。
3選手は、Vリーグへの登録が済めば、内定選手として、それぞれのチームに籍を置いたまま、Vリーグの試合に出場できる。すでに、菊地と藤井は登録を済ませており、年明けのリーグ再開ゲームから出場できる見込みだ。
菊地実結は、175センチのミドルブロッカーで、先日行われた全日本インカレの準優勝にも貢献した選手だ。アタック、ブロック、サーブと攻守においてレベルの高いプレーが期待できる選手だ。高校時代は、東京の名門・共栄学園でプレーし、セッター兼アタッカーとして春高の舞台でも活躍した。また、ビーチバレーにも取り組み、年代別のアジア選手権に出場するなど、プレーの幅が広い選手でもある。
全日本インカレまであと4日!!
今日の担当は、
4年 菊地 実結 (共栄学園高等学校)です! pic.twitter.com/Dst70A0sgd— 日体大女子バレーボール部 (@Nssuwvb) November 25, 2021
↑大学チームのSNSでは、インカレ前にお茶目な動画もアップ。キャラクターとしても期待十分!
グリーンウイングスのMBは、安福若菜、伊藤寿奈、清水愛と力と特徴を持った選手が名を連ねるが、菊地が加わればさらにその層は厚くなり、相手チームに与える脅威は計り知れないだろう。
藤井寧々は、166センチのアウトサイドヒッターで、日女体ではキャプテンを務めた選手だ。また、高校は、現在、グリーンウイングスのキャプテンを務める古市彩音と同じ、富山第一高校だ。藤井は、高校時代もキャプテンを務め、2018年に行われた春高バレーでは、キャプテンとして、攻撃の中心としてチーム初のベスト8に導く大仕事をやってのけた経験がある。
この度、群馬銀行グリーンウイングスに入団させて頂くことになりました!
大好きなバレーボールをこれからもできることに感謝して、寧々らしく顔晴ります!
応援宜しくお願いします!!!! https://t.co/UMudK3DZgO
— 藤井寧々 (@fnene1030) December 28, 2021
↑自身のTwitterで加入内定も報告。つぶやきから実直な人柄がうかがえる
グリーンウイングスでも、そのキャプテンシー、そして、責任あるプレーでチームの新たな歴史を作る役割を果たしてもらいたい。
正木七海は、北海道の強豪校・旭川実業高校のオポジットで、173センチと高さがあるサウスポーの選手だ。グリーンウイングスでのプレーも楽しみだが、正木にとって目下の目標は、年明けに行われる春高バレーだ。チームは、2年ぶり30回目の春高バレー出場を決めており、1月5日水曜に、愛媛代表の松山東雲と対戦する。まずは、仲間とともに最高の時間を過ごしてもらいたい。
あさって12日(木)開幕・春高バレー北海道大会!女子・旭川実業には6人のサウスポーたちがいます!UHB8ch11/15(日)深夜0時40分〜 #春高北海道 #春高バレー #旭川実業 #驚異のサウスポー pic.twitter.com/g29qyac8TY
— みんスポ (@UHBsports) November 10, 2020
↑地元TV局のインタビューで正木選手もインタビューに答えています。ホント、サウスポーが多い、、、
余談になるが、旭川実業は、今年8月から、元日本代表で、V2男子ヴォレアス北海道の越川優選手がコーチを務めていると聞く。トップ選手である越川の指導を受けてきた正木が、Vリーガーとして、どんな成長を遂げていくのか期待したい。
開幕7連勝と最高のスタートを切った群馬銀行グリーンウイングス。年明けの再開ゲームは、1月15日、16日に前橋市のヤマト市民体育館前橋で行われるホームゲームからスタートする。
リーグ3連覇、そして、悲願のV1昇格へ、戦いは、ここから厳しさを増してくるが、新たな仲間とともに、突き進んで行こう!