SASAmemo 移籍動向あれこれ-28日編

年の瀬になっても動きを見せるJリーグの移籍動向、各チーム、なかなかチーム編成も確定しない状況が続くが、それでも、徐々に体制が固まり始め、ザスパも来季の編成が見え始めてきた。

28日には、経験豊かな渡辺広大、内田達也、さらに、白石智之、平尾壮、山田晃士が契約を更新した。

28日現在で、契約状況は下記の通りになっている。

新加入(5人)
・DF 岡本一真(前橋育英)
・MF 田部井悠(早稲田大)
・MF 風間宏希(J2琉球)
・FW 深堀隼平(J2水戸)
・FW 山根永遠(J1 C大阪)

移籍、契約満了(6人)
・GK 松原修平(契約満了、移籍先未定)
・GK 外山佳大(契約満了、移籍先未定)
・MF 金城ジャスティン俊樹(契約満了、移籍先未定)
・DF 大武峻(期限付き移籍満了、磐田契約満了、移籍先未定)
・FW 青木翔大(J2秋田移籍)
・FW 大前元紀(J1京都移籍)

契約更新(15人)
・GK 清水慶記
・DF 城和隼颯
・DF 川上優樹
・MF 奥村晃司
・FW 髙木彰人
・MF 中山雄登
・DF 光永祐也
・DF 髙橋勇利也
・DF 藤井悠太
・FW 北川柊斗
・MF 内田達也
・DF 渡辺広大
・MF 白石智之
・DF 平尾壮
・GK 山田晃士

未定(12人)
・DF 畑尾大翔
・DF 阿部隼人
・DF 小島雅也
・DF 吉永昇偉(大宮より期限付き移籍)
・MF 加藤潤也
・MF 岩上祐三
・MF 田中稔也
・MF 久保田和音
・MF 中田湧大
・MF 細貝萌
・MF 天笠泰輝
・FW 進昂平
・FW 一木立一(JFL FC刈谷に期限付き移籍)
・MF 山中惇希(J3長野に期限付き移籍)

未定選手の中には、今シーズン、主力として活躍した選手も多く、この選手たちがチームに残るか否かで状況は変わってくる。ただ、ここまでの状況を見ていると、大前、青木という攻撃の核が抜けたが、それ以外は大きな変化は見られないように感じる。チームとして失われた部分、または、足りなかった部分に対して、テコ入れをすることになるが、基本ベースは、今シーズンまでの継続という選択をしているように感じる。

以前、ある指導者が教えてくれたのは、「チームを変えるのにはふたつ。ひとつは監督を変える事、もうひとつは選手を変える事だ。」と教えてくれた。とすれば、新シーズンに向けては、監督を変えたザスパ。選手のベースはそのままで、大槻新監督の采配、戦術でチームを成長させる、結果につなげていくという事になると考える。戦術に長け、分析力、対話力優れた大槻新監督がどのように、チーム、選手のポテンシャルを引き出すか興味深い。

一方、ポジションとして足りない部分もある。まずは、GKだ。基本は4人体制だが、過去には3人体制で挑んだシーズンもあった。悲しいかな、コスト削減、他ポジションへ配分を増やすならばそうしたことも考えられるだろう。それでも、3人体制で、清水が正GKを務めると仮定しても、いざという時に備え、ゲーム経験のあるGKは確保したいところだ。

DF、MFについて言えば、経験ある選手、若手の有望株と揃っている印象だ。未定の選手たちの契約をまとめる、もしくは、同等の選手を確保すれば、バランスの良い編成はできそうだ。ケガやコンディション不良だった若手も回復傾向で、新シーズンは、若手の成長、活躍がとても重要だし、チームの浮沈に係る事になるだろう。選手たちの頑張り、大槻監督の指導力で引き上げなければいけない部分だ。

最重要ポイントはFWだ。リーグワースト2位の35得点(1試合平均0.83点)しかとることができなかった攻撃においては、取り方も重要だが、選手の質も求められる。得点力、技術のある大前、高さ、強さ、献身さのある青木が移籍し、スピード、推進力、そして、タフさがある深堀、山根が加入した。大槻新監督がどのような攻撃の形を模索するかは、まだわからないが、それでも、前線の高さや起点となる選手は不足している。契約を更新した、北川、髙木も体を張れる選手だが、前線でのターゲット、ボールを収める選手という視点で考えると、もう少しテコ入れしたいところだが、どうなるだろうか。

2021年も残り数日。来季へ向け、大きな動きはあまりなさそうなザスパだが、大槻ザスパがどんなサッカーを目指すのか、しっかりと注目していきたい。

Follow me!