サッカーJ3・ザスパ群馬は、11日、韓国・ヨンドク高校のGKキム・ジェヒ選手を新加入で獲得したと発表した。背番号は「21」番だ。
キム・ジェヒ選手は、韓国・慶州市出身の18歳。年代別の代表経験はないが、2023年には、後期高校リーグ慶尚北道地域の最優秀選手に選ばれ、2024年は、春季全国高校選手権で準優勝、夏季全国高校選手権で優勝と好成績を収めている。
また、クラブを通じ、「皆様初めまして！2025年からザスパ群馬に合流することになりました、キム·ジェヒと申します。 まずはザスパ群馬に加入することができて光栄です。 しっかり準備をして、J2リーグに昇格できるように最善を尽くします。応援お願い申し上げます。」とコメントしている。
キム ジェヒ選手 ヨンドク高校より加入のお知らせ（ザスパ群馬 公式サイト）
佐藤正美強化部長は、今月6日の新加入会見で、GKの体制について問われた際、「今は、3人です。」と意味深な回答をしていたが、キム・ジェヒ選手の加入で、例年通り、GK4人体制で新シーズンを迎えることになる。
関係者によれば、キム・ジェヒ選手が、あるJリーグクラブの練習に参加した際、ザスパの関係者と接点が生まれ、その才能を評価され、今回の加入につながったという。一方で、手続きなどの関係で、始動日までの発表に間に合わなかったようだ。
キム・ジェヒ選手は、この日の練習後、インタビューにも応じ、自身の特徴について、「私は背が高くないが（185センチもあるんですが、、、）、足元の技術やスピード、1対1には自信があります。」と教えてくれた。
また、以前、地元・韓国でのインタビューでは、憧れの選手に、イングランド代表のジョーダン・ピックフォードとブラジル代表のアリソン・ベッカーを上げている。
キム・ジェヒ選手にとっては、初めてのプロクラブでのチャレンジになるが、18歳にして、すでに高い才能を持ち合わせ、その伸びしろも、無限大だ。彼の加入で、ザスパの守護神争いは、一層面白くなりそうだ。
