来季、J3を戦うザスパ群馬は、25日、J1神戸所属で、今シーズン、J3盛岡でプレーしていたMF安達秀都選手を育成型期限付き移籍で獲得したと発表した。また、MF風間宏希選手、FW小野関虎之介選手と契約更新した事も発表した。
安達選手は、熊本県出身の20歳。地元・熊本のクラブチームを経て、神戸ユースに加入すると、2022年に2種登録され、その後、トップ昇格を果たした。ルーキーイヤーは、リーグ戦の出場こそなかったものの、ルヴァン杯に4試合出場、今シーズンは、J3盛岡に育成型期限付き移籍し、ボランチとしてリーグ戦に31試合出場するなど、チームの中心としてプレーした。
安達は、クラブを通じ、「2025シーズンをザスパ群馬でプレーすることになりました、安達秀都です。ザスパ群馬が掲げる目標を達成できるように自分の持っているもの全てを出して頑張ります。ザスパ群馬に関わる皆さんよろしくお願いします。」とコメントしている。
足元の技術があり、パスセンスに優れたレフティーで、その才能と、今季、試合出場で得た経験をザスパで存分に生かして欲しい。
安達 秀都選手 ヴィッセル神戸より 育成型期限付き移籍加入のお知らせ（ザスパ群馬 公式サイト）
風間選手は、今季、リーグ戦30試合に出場した。多くの試合で先発からチームのために力を尽くしたが、夏ごろからは、途中出場でゲームを落ち着かせる役割で起用されることも多かった。
風間は、クラブを通じ、「来シーズンもザスパ群馬でプレーできる事を嬉しく思います。昨シーズンは本当に悔しい思いをしました。まずはこのチームが勝つ為に何ができるかを自分自身に問い続け、年長者としてピッチ外でも自分の存在価値を示していきたいと思います。クラブ、サポーター、ザスパに関わる全ての人が手を取り合って皆んなで前進していきましょう。全身全霊ザスパの為に戦います。来シーズンもよろしくお願いします。」とコメントしている。
来シーズンは、ザスパ通算5シーズン目、そして、初めて来た2018年以来のJ3での戦いになる。自身も語るように、プレーはもちろんだが、高い経験値を如何にチームのために発揮できるか。J2復帰のためのカギを握っている選手であることは間違いない。
風間 宏希選手 契約更新のお知らせ（ザスパ群馬 公式サイト）
小野関選手は、プロ2年目の今シーズン、リーグ戦の出場こそなかったが、ルヴァン杯2回戦・柏戦、そして、天皇杯2回戦・山口戦で、いずれも途中出場した。
小野関選手は、クラブを通じ、「チームとしても個人としても正直全く満足できていませんし、この悔しさや鬱憤は忘れる事はありません。来年絶対借りを返します。その為には自分が頑張る事はもちろん沢山のサポーターの方々の応援が必要です。
今年もどんな時でもついてきてくれたサポーターの方々。来年はより一層熱い応援を宜しくお願いします！そして僕自身その応援に応えられるよう死に物狂いで頑張ります！来年も宜しくお願いします。」などとコメントしている。
今シーズンは、一時、サイドハーフにもチャレンジするなど、視野を広げた1年でもあった。ただ、サポーターが求めているのは、ガツガツと前線からボールに食らいつき、奪い取り、そして、ゴールを決める小野関の姿だ。高卒3年目は、目に見える結果が求められる勝負のシーズンになる。ゴールに飢えているのは、自身も、サポーターも、同じだ。ゴール、そして、J2復帰へ、共通の目標に向け、ともに戦おう！
小野関 虎之介選手 契約更新のお知らせ（ザスパ群馬 公式サイト）
