来季、J3で戦うザスパ群馬は、20日、今季、J2秋田から期限付き移籍で加入したDF小柳達司選手を完全移籍で獲得したと発表した。また、DF菊地健太選手と契約更新した事も発表した。
小柳は、今年8月にJ2秋田から期限付き移籍で加入した。秋田では、リーグ戦16試合に出場、ザスパに移籍してからは、契約の関係で出場できなかった秋田戦を除き、10試合、全ての試合に出場した。
加入時は、キャプテンで、CBを務めていた城和隼颯がJ2山形に移籍した直後という難しいタイミングだったが、自身がプロデビューをしたザスパを何とか支えたいという強い思いで、2018年以来、2度目の復帰を決断し、奮闘してくれた。
小柳は、クラブを通じ、「完全移籍しました。感謝しかありません。キャリアをスタートした特別なチームに、また完全移籍で加入できることを嬉しく思います。自分自身の想いもそうですが、スポンサー、サポーターの皆さん、自分が一緒にプレーした先輩方、草津の人たちの想いも一緒に背負ってプレーします。そして、1年で昇格するために、ピッチ内外で自分ができる最大値をチームに還元することを約束します。誠心誠意尽くします。」などとコメントしている。
来季は、J2復帰はもちろんの事、ザスパ再生へ重要なシーズンとなる。若手の割合も多くなりそうなチームにおいて、小柳のプレー、経験、そして、ザスパ愛がどれだけチームに浸透できるかが大きな要因となるだけに、その活躍に注目だ。
小柳達司選手 ブラウブリッツ秋田より完全移籍加入のお知らせ(ザスパ群馬 公式)
契約更新をした菊地は、2年目の今シーズン、リーグ戦に15試合出場した。開幕直後は、なかなかメンバー入りを果たせなかったが、12節・長崎戦で今季初メンバー入りを果たすと、13節・藤枝戦でプロ初スタメンで、今季、初出場となり、以降、15試合連続でスタメン出場を続けた。シーズン終盤は、ケガなどもあり、出場機会を失ったが、左WB、またはSBとして意欲的なプレーを続け、大きな経験をッ生んだシーズンになっただろう。
菊地は、クラブを通じ、「強い覚悟を持って、ザスパ群馬でプレー出来る喜びと誇りを持ち、サッカー選手でいられることに感謝をして、日々自分と向き合いたいと思います。来シーズンは結果だけを求めて、泥臭く闘い、走って、勝利して、スタジアムに来てくれるファン・サポーターと沢山の草津節をしましょう!!来シーズン、最高の年に。」などとコメントしている。
来シーズンは、大卒3年目のシーズンになる。自身が語るように、チームも、個人も、結果が求められる大事なシーズンになる。期待しよう。