来季、J3を戦うザスパ群馬は、19日、今季、J2清水から育成型期限付き移籍でシーズン途中に加入したFW川本梨誉選手と契約満了したと発表した。なお、川本は、来季、J2秋田へ育成型期限付き移籍することが決まっている。
川本はクラブを通じ、「恩返しの気持ちを込めてこのクラブに帰ってきましたが、何も残すことが出来ませんでした。育ててもらって、大好きなクラブに何も残すことが出来ず去るのは悔しいですが、この選択が正解になるよう秋田で頑張ってきます。」などとコメントしている。
川本は、2022年8月から2023年まで1年半、ザスパでプレーし、今季は、所属先であるJ2清水に復帰したが、ザスパが苦しむ中、5月に復帰してくれた。復帰後は、攻撃の形すら作れず、苦しむチームにおいて、常に、ゴールを意識した、前向きで、積極的な姿勢を示し続け、チームの意識改革を促し続けるなど頼もしさを見せてくれた。今季は、リーグ戦21試合に出場し、3ゴールを挙げた。
仲間やサポーターのために責任を持ってプレーができ、自身が育った清水のプライドも強く持っている頼もしい選手だ。ともに歩むことができないのは悲しいが、新天地・秋田でも、きっと輝き、成長し続けてくれるだろう。ザスパのために、ありがとう!
川本梨誉選手 清水エスパルスからの 期限付き移籍期間満了のお知らせ (ザスパ群馬 公式サイト)