SASAnote 開幕2連戦で感じた、この舞台で戦える手ごたえと、更なる成長の必要性-群馬グリーンウイングス

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バレーボール・SVリーグ女子の群馬グリーンウイングスは、14日月曜・祝日、15日火曜の2日間、桐生市の桐生ガススポーツセンターで、アステモ・リヴァーレ茨城との開幕2連戦に臨んだが、2連敗となり、初勝利を挙げることはできなかった。

開幕戦となった14日月曜は、新加入の髙相みな実やマルティニューク・アリョーナが力強いスパイクで得点を重ねるなど、競り合う展開が続いたものの、セットカウント0対3でストレート負けとなった。

15日火曜は、第2セットで、途中出場の正木七海が連続得点などで流れを呼び込み、チームに勢いをもたらすと、このセットを奪い、セットカウント1対1の同点とした。しかし、第3、第4セットは、勝負所でミスが目立ち、勝利することはできなかった。

グリーンウイングスは、開幕2連敗スタートとなったものの、力のある茨城に対し、チーム、個人ともに、気迫のこもったバレーで肉薄した。また、開幕前に不安視されていた、高さや強さ、速さへの対応もしっかりと見せ、トップリーグでも十分戦えることを示した。

一方で、勝負所で1点を取り切る力、苦しい時にも簡単には崩れない粘り強い守り、さらに、ミスの少なさなどで茨城に上回られ、勝つためには、更なる成長が必要であることを突きつけられた2連戦でもあった。

群馬グリーンウイングスの斎藤真由美監督は、「2日目は、1セット取れたが、終盤、自分たちのミスで、相手にやられたというよりも、自滅的な形となってしまったのは悔いが残った。ただ、上手くいけば『自信』だし、上手くいかなければ『成長』だと思う。私たちは着実に試合という実践で力をつけている手ごたえも感じている。長い戦いは続いていく。成長という縦軸をもって、皆で一丸となって、今後も乗り越えていきたい。」と語った。

キャプテンの角谷未波は、「着実に自分たちが成長しているという手ごたえを実感した試合だったというのと、最後、取り切れなかったところは自分たちの伸びしろとして、もっと成長していけるなと思った。また、自分としてはまだまだやれることがあったなと思った。きょう、2日目は、途中から入ってくれた選手たちも流れを変えてくれた。全員で戦っていく長いシーズンの中で、全員バレーというのが、少しずつ、自分たちの完成形に近づいていると感じた。この負けを無駄にせず、これからの試合につなげていきたい。」と話した。

グリーンウイングスは、19日土曜に、皇后杯・関東ブロック大会に臨み、次のリーグ戦は、26日、27日の土日に、大泉町のいずみ総合公園町民体育館で埼玉上尾メディックスと対戦する。

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