サッカーJ2のザスパ群馬は、2日、J2のV・ファーレン長崎から、MFの瀬畠義成選手(23歳)を育成型期限付き移籍で獲得したと発表した。
瀬畠選手は、昨シーズン、東洋大学から長崎に加入し、2年目の今シーズンはJ2で5試合、ルヴァンカップ4試合、天皇杯1試合に出場していた。
ザスパは、瀬畠選手について、「運動量豊富にピッチ上の至るところに顔を出し、攻守両面で活躍出来るボランチ。基礎技術が高く、安定感のあるプレーでチームにバランスをもたらす。」と期待を寄せている。
瀬畠選手はクラブを通じ、「自分の持っている力を最大限に発揮して、チームを残留させられるよう頑張ります。」などとコメントしている。
なお、ザスパの大卒ルーキー・田頭亮太選手とは、東洋大学時代の先輩、後輩の関係で、大学時代の記事を探ると田頭選手のクロスに瀬畠選手が合わせゴールを決めた事もあるという。ザスパでも、個人の活躍、周りとの連携はもちろんだが、田頭選手との東洋大学ラインに期待だ。
瀬畠選手は、あす(3日)からチームに合流し、Jリーグへの登録が済めば、次節の愛媛FC戦から出場できる。
夏のウィンドウでの補強は、きのう発表された河田篤秀選手、樺山諒乃介選手に続き、3人目で、リーグ最下位と苦しむザスパにとってJ2残留へ向けた切り札として、活躍が期待される。