Vリーグは20日、来年秋に開幕を目指す新リーグ「SVリーグ」参戦に必要なライセンスの申請状況を公表し、その中に、群馬グリーンウイングスの名前も確認された。
申請は、11月30日をもって締め切られ、女子は、V1の全クラブにあたる12クラブ、そして、V2は、グリーンウイングスと姫路、浜松の3クラブが申請し、全15クラブが申請したことが明らかになった。
【お知らせ】
本日開催したオンライン記者会見にて
2024-25シーズンのSVライセンス申請クラブを発表致しました。
2024年3・4月の理事会決議を経てSV・Vライセンスを交付するクラブが決定されます。■詳細はこちらhttps://t.co/yQn3MGx45e#Vリーグ #VLEAGUE #バレーボール
— Vリーグ公式 (@vleague_or_jp) December 20, 2023
SVライセンスの交付は、来年3月、4月に行われる理事会で決定される。
これまでの所、男女ともに最大16クラブで構成されるとされており、今回の申請クラブ数は、その範囲内になる。
ただ、ライセンス取得には、5000人以上収容できるホームアリーナの確保や経営面、運営面で条件が定められており、すんなりとすべてのクラブにライセンスが付与されることにはならないだろう。
今回のライセンス申請について、グリーンウイングスから特にアナウンスはないが、グリーンウイングスは、すでに、今シーズンのスタートに合わせ、クラブのプロ化をはじめ、SVリーグ参入に向けた体制強化に着手しており、準備に抜かりはない。
SASAmemo 新生「群馬グリーンウイングス」として新シーズンへ!S-Vリーグへ!(過去記事)
いい意味で「元・銀行チーム」という堅実さ、手堅さを活かしながら、しっかりと、SVライセンスを掴みたい。
一方、チームの成績向上、チーム力の更なる強化という部分も、さらに邁進していかなければならない。
チームは、年内ラストを3連勝で締めくくり、順位を4位まで戻したが、現在、V2女子をリードし、1回目の対戦で敗れている首位・姫路、2位・ルートインとは、結果、内容で大きな差を付けられているのが現状だ。
SVリーグに行けば、もっともっとレベルの高いチーム、選手と対峙しなければならない。V2女子の相手にまごついているわけにはいかないのだ。
幸いにして、リーグはまだ前半戦。そして、後半戦に向かう年明けの初戦まで1カ月ほどの時間が与えられている。開幕からここまでの修正、チーム、個人としての強化、レベルアップで、年明け初戦のホームゲームから強いグリーンウイングス、そして、SVリーグに行くんだ、戦えるんだという思いをプレーと結果で魅せて欲しい。
クラブはもちろんだが、地元・群馬の皆さん、そして、応援してくれるファンの皆さんが、SVライセンス取得には大きな力を貸してくれている。だからこそ、チームには、そんなみんなの思いに応える、そして、自らの気持ちを見せる2024年にしてもらいたい。
来年も、皆で勝利を!そして、V2女子・女王の座を!SVリーグという大いなる夢を掴みましょう!