今シーズン、大卒ルーキーとして加入した6人のうち、山田晃士選手、阿部隼人選手が所属する早稲田大学と、城和隼颯選手が所属する法政大学が、大学サッカーの今シーズン唯一の全国大会となる「#atarimaeni CUP サッカーができる当たり前に、ありがとう!」の準決勝で直接対決する。試合は、21日木曜、午前11時から行われる。
大会はインターネットでライブ配信されるほか、決勝戦はBS朝日での中継も予定されている。ルーキーイヤーから活躍が期待されるヤングザスパたちのプレーをチェックする絶好のチャンスだ。
一般財団法人大学サッカー連盟によると、大会は、新型コロナウイルスの影響を考慮し、今年度のみ開催される特例の全国大会。大学サッカーは、新型コロナウイルスの影響を受け、9月の総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントと、年末に行われる全日本大学サッカー選手権大会(インカレ)が中止となり、この大会は、今年度唯一の大学サッカー全国大会で、両大会の出場資格を踏まえた、全国9地区から32チームが出場する。
大会は、1月6日、7日に1回戦が行われ、すでに、法政大学、早稲田大学、東海大学、順天堂大学のベスト4が出揃っている。大会は、1月21日木曜に準決勝、23日土曜に決勝が行われる。会場は、いずれも東京・北区の味の素フィールド西が丘で行われる。
山田、阿部、城和の3選手は、ここまでの3試合に、いずれもスタメン出場し、チームの勝利に貢献している。
早稲田大学の山田選手は、チームの副キャプテンを務め、守護神として活躍。高いキックの精度で攻撃の起点となれるほか、最後尾からのコーチングで守備陣への統率力も期待される。先日の新加入選手発表会では、「ストロングポイントは『情熱』です!」とアピールするなど、実直かつ、熱い思いを持った選手だ。
同じく、早稲田大学の阿部選手は、左SBとして活躍している。自身の特徴として、左足のキックと積極的な攻撃参加を挙げており、サイド攻撃を重視するザスパのスタイルとも合致する期待のひとりだ。
一方、法政大学の城和選手は、4バックのチームで、CBの左で出場している。ストロングポイントは、ビルドアップとロングフィードで、ザスパ加入の理由に、「自分のスタイルに合っているチーム」と説明。失点減少を目指すザスパにおいて、今季の重要ポジションであるCBでどんなプレーを見せてくれるのか注目だ。
背番号は、山田選手が『1』、阿部選手が『2』、城和選手が『13』だ。
3選手が、早くザスパに合流してもらいたい気持ちもあるが、大学生活の締めくくりとして、思う存分戦って欲しい。そして、活躍を楽しみにしているザスパサポーターへ、強い印象を残すプレーを期待したい。
■準決勝
1月21日(木)第1試合 法政大学vs早稲田大学 11時キックオフ
全日本大学サッカー連盟公式チャンネルにてライブ配信予定
https://www.youtube.com/channel/UC4InA2xkzNgbsL9VSxxxZwA
■決勝戦
BS朝日にて生中継予定 1月23日(土・祝) 13:00~