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SASAmemo 仲間とともに、支えてくれるすべての人とともに関東リーグ復帰へ-ザスパ草津チャレンジャーズ

ザスパ草津チャレンジャーズの関東リーグ復帰を懸けた戦いが、今月10日土曜から始まる。

関東各地の都県リーグ上位チームによる第56回関東社会人サッカー大会が、今月10日土曜から、茨城県ひたちなか市で行われる。参加16チームによるトーナメント戦で、決勝進出を果たした上位2チームは、来シーズン、関東リーグ2部へ自動昇格する。

群馬県リーグからは優勝チームのザスパ草津チャレンジャーズのみが出場する。優勝すれば、2019年大会以来2度目、そして、関東リーグ復帰となれば、昨シーズン、2021年以来となる。

大会を前に、ザスパ草津チャレンジャーズの木村直樹監督、清水大士キャプテンに、チームの様子、大会に向けた思いなど、話を聞いた。

木村直樹監督

チームの状態は、徐々に上がってきて、雰囲気はいい、最高な状態で迎えられる。準備は万端だ。今シーズンは、メンバーもガラッと変わり、リーグ戦序盤は僅差の勝利が続いたが、徐々にチーム力も上がってきて、攻撃も、守備も、自分たちの形で出来るようになった。戦術も、コミュニケーションも、いろんな面で成長してくれた。今大会でもそれを出したい。

走力は、絶対どこにも負けない自信がある。ただ走るだけでなく、狙いをもって走れる。タフな展開もできるし、それを有効に使えればどんな相手でも大丈夫。対戦相手によって戦い方も変わってくるが、それも含めていい準備ができた。リーグ戦後のトレーニングマッチで、いろいろなチームと対戦し、経験も積めた。相手の出方に対して、我々がどう戦うか次第だ。

目指すのは関東リーグ復帰だが、優勝を目指して戦いたい。優勝までの4試合、楽しみでしかない。強い相手とできるのは、サッカーマンとしてこの上ない楽しみ。レベル上のチームに勝てればさらい嬉しいし、そこに向け、全力でやるしかない。選手たちも、1年で復帰することを共通理解としてやってきたので、今大会の4試合もやってくれる。

草津町の皆さんがいつも支えてくれ、助かっているし、本当にありがたい事だし、感謝している。我々が何かできるかを考えた時、大したことはできないかもしれないが、日ごろから元気よく活動し、できるだけ高いレベルでサッカーをし、いい結果を報告することが恩返しだと思っている。今、何かをお返しするとすれば関東リーグ復帰の報告だと思っている。

清水大士選手

チームとしては変わったことはなく、日常をもっと見直し、私生活の部分から入っていけるようにと話している。大会では、今シーズン積み上げてきたものを出していきたい。シーズンを振り返ると、夏以降、戦い方や戦術がはっきりして、そこから、いろいろ積み上げてきたので、そういう部分が試合で出せればいい結果が出せると思う。

今シーズンは、チームメイトは年齢が近い選手が多く、その分、仲がいいチームだと思う。私生活から繋がって、全員で戦えるチーム。絆が強く、一致団結したサッカーができるのが強みだと思う。

前回優勝した、2019年の時とは立場も違う。今度は、自分が一番引っ張らないといけないし、戦わないといけない。前回よりプレッシャーが強い。前回は、準決勝、決勝と1点も取れず悔しい思いをした。今回は、自分のゴールで優勝を決めたい。

優勝しか考えていない。勝って、関東リーグ復帰を決めたい。試合を積み重ねてきて、だいぶチームとして形ができてきて、練習試合なども通じ、強いチームでも勝てるという自信がついている。相手にもよるが、トレーニングでいろいろやってきたのでそれを出したい。最後は気持ちの部分になると思う。

チャレンジャーズに来て、人として成長できたし、サッカーの部分でも、ひとつひとつ乗り越えてきた。それを全部出したい。2019年の時とは違う。

草津町の皆さんは、会えば声をかけてくれるし、ご飯を食べに行けば、大盛にもしてくれる(笑)応援してくれる皆さんとは、コロナもあり、なかなか顔を合わせたりできないが、今回、皆さんが声をかけてくれて、大会に向けた遠征費の寄付の呼びかけもしてくれている。だから、勝っていい報告をしたい。

日ごろからチャレンジャーズのために惜しみないサポートをしてくれている草津町の皆さんだが、清水キャプテンの話にもあった様に、今大会に向けた遠征費の寄付を広く呼び掛ける活動をしてくれている。

賛同する方は、町内にとどまらず、遠方の方も寄付をしに駆けつけてくれているという。「ザスパクサツ群馬」という枠ではなく、「ザスパ草津チャレンジャーズ」として、彼らの日ごろからの取り組みがあってこそこうした輪が広がっているのだろう。ザスパ発足の精神を受け継ぎ、チャレンジャーズのみんなは、町の皆さんと素晴らしい関係を築いてくれている。ぜひ、優勝、関東リーグ復帰という結果で、応援してくれる皆さんの期待に応えてもらいたい。

大会は、1回戦が10日土曜に行われ、勝てば翌日、11日日曜にベスト4進出を懸けた準々決勝が行われる。その後、準決勝が17日土曜、決勝は18日日曜というスケジュールだ。

第56回関東社会人サッカー大会 大会要項及び組み合わせ(関東サッカー協会HP)

チャレンジャーズの初戦は、10日土曜、午前11時から、ひたちなか地区多目的広場Cコートで、埼玉県2位の与野蹴魂会と対戦、勝ち上がれば、翌11日日曜、午前11時から、ひたちなか地区多目的広場Aコートで、茨城県1位の鹿島さわやかFCと神奈川県2位のはやぶさイレブンの勝者と対戦する。

都県リーグも、年々レベルが上がっており、勝ち上がるのは簡単ではない。ただ、自らの未来を切り開くためには、勝利、そして、関東リーグ復帰という結果が不可欠だ。ザスパ草津チャレンジャーズの成功を期待したい。

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