白熱した大宮との大一番を制したザスパは、オフを挟んで、次節、熊本戦に向け始動しました。 大宮戦の勝利で貴重な勝ち点3を積んだザスパは、J2残留へ向け大きく前進。練習序盤のウォーミングアップではいつも以上に大きく、明るい声が飛んでいて、チームにとっても大きな活力となる勝利だったんだなと感じました。ただ、ボールを使い出してからは、いつも通り、集中した雰囲気の中でトレーニングへ。 大宮戦では守備陣を統率するとともに、セットプレーから決勝ゴールを生み、改めて存在の大きさを感じさせた畑尾大翔選手。試合終盤の接触プレーで頭部を裂傷するなど心配されましたが、ご本人がSNSでも発信しているように大丈夫との事。
ご心配をおかけしましたが、畑尾は無事です。
頭部の負傷だったこともあり、ピッチ上で処置をさせてくださった大坪主審をはじめとする審判団の皆様、大宮アルディージャ関係者の皆様に感謝いたします。#ザスパクサツ群馬#大宮アルディージャ#J2リーグ#輝一は東京ユースの後輩だから許さない 笑 pic.twitter.com/NDijPAw6sj— 畑尾 大翔 (@taicho_H03) October 2, 2022
この日の練習でも通常メニューをこなしていました。でも、頭部のバンテージと絆創膏が痛々しいです、、、DFは大変ですね、、、 34節栃木戦以来、5試合ぶりの復帰ゲームとなった大宮戦で、相手の決定機を何本もはじき返し、さすがのプレーを見せてくれた守護神・櫛引政敏選手。この日は、日差しが強く、気温も高かったので、「暑い、、、」と口にする場面も。GKはFPと比べて着こむのもあるのかな?でも、他のGK陣とともに精力的にトレーニングしていました。 スタメンは6試合ぶり、フル出場は、7/6 25節金沢戦以来、実に14試合ぶりとなった加藤潤也選手。今シーズンは、コンディションを合わせるのに苦しんでいる印象でしたが、前節は攻守に躍動。加藤選手らしさ満点のプレーでチームの勝利に貢献してくれましたね。J2残留争いの大事な場面で、コンディションを上げてきてくれたのはチームにとっても何よりな事。KJゴールに期待です! 大槻毅監督は、週明けも、いつも通り、熱量をもって選手たちに向き合いながら、次戦に向けた準備を進めていきます。 リーグも残り3試合。次節の結果次第では、残留も決まるだけに、応援する我々とすれば気持ちも前のめりになりがちですが、大槻監督は、「事実としてあることを受け止めてやる、それだけ。対戦相手はどこ、チーム状況はどうかなど、そういったことを考えて、一戦一戦、100%やっていく。気持ちだけで、「行くぞ!」「やるぞ!」「がんばるぞ!」だけではなく、キッチリと状況の中で、理解した上で何をやっていくかという事をしっかりやりたいです。」と、これまでのスタイルを変えることなく、次節・熊本戦に向けた準備を進めています。 今シーズンも、良い時よりは、苦しいことが多かったシーズンの様に感じます。ただ、ザスパというクラブは、他のJ2クラブに比べて、まだまだ制約や制限が多いクラブです。それでも、今年のチームは、そうしたことを言い訳にせず、大槻監督のもと、一貫したスタイルでここまで積み上げてきました。そして、回数は多くなかったかもしれませんが、ゴールや勝利という何ものにも代えがたい、特別な瞬間を届けてくれました。J2残留へ向け、優位な状況ですが、何も決まっていません。いろいろなことが頭をよぎりますが、ラスト3試合も、変わらずにやるのみ、そして、最低限の目標であるJ2残留を決めるのみです。今はただ、熊本戦の勝利に向けて進みましょう!