今季、V1 KUROBEアクアフェアリーズから新加入となったMB 4 道下ひなの選手。昨シーズンは、KUROBEで主力として活躍、高いパフォーマンスを残しながらも、今シーズン、V2 群馬銀行グリーンウイングスに移籍を決断。その理由、そして、新たな場所での様子や今シーズンへ向けた思いをたっぷりと伺いました。
道下選手は、北海道帯広市出身の24歳で、札幌山の手高校から神戸親和女子大学を経て、2019年12月にV1 KUROBEに加入しました。KUROBEでは2シーズンプレーし、昨シーズンは、チームトップで、リーグ14位のアタック決定率42.3%をマーク。スピードを武器に、高い得点力のあるミドルブロッカーです。
グリーンウイングスのミドルブロッカーは、伊藤寿奈、安福若菜、菊地実結、清水愛とタレントは豊富でV2屈指の実力者ぞろいですが、道下選手の加入でさらにパワーアップ。そんなミドル勢のリーダーとしての活躍、そして、試合の中でも、苦しい場面でのここぞの一本を決めきって、チームを勝利に導いてくれるプレーに期待が高まります。
そんな力のある道下選手が、V1からV2にカテゴリーを下げたことは、当然、誰もが疑問に思うことですが、その理由に、環境面、そして、ファンや地域に愛されているチームでプレーできることの「バレーボール選手としてのやりがい」を挙げました。
また、個人としての活躍はもちろんですが、それ以上に、チームのみんな、応援してくれるファンのみんな、道下選手とグリーンウイングスでつながるみんなで戦い、勝利することに意欲を燃やしている道下選手。持てる力をみんなのために存分に発揮してくれるでしょう。
群馬に来て、まだ日は浅く、コロナ過もあって、オフの時間や行動は制限がありますが、それでも、少しずつ群馬を楽しもうとしている様子。その中で、群馬の温泉、特に伊香保温泉に興味津々。伊香保温泉をはじめ、群馬の温泉を回り切ってもらうまで、長く、グリーンウイングスで活躍して欲しいですね!ぜひ、皆さんも、道下選手に、群馬の温泉をはじめ、魅力を伝えてみてください。
この後控える、国体・関東ブロック大会は、規定の関係で出場できませんが、先に控える皇后杯やリーグ戦での活躍、そして、日々の練習からチームにもいい影響をたくさん与えてくれるはずです。応援してくれる地域やファンの皆さんと一緒に喜びたい思いを大切にしてくれる道下選手とともに、今シーズンを駆け抜けていきましょう!