群馬銀行グリーンウイングスは、29日、22-23シーズンの新加入選手として、V1 KUROBEアクアフェアリーズからミドルブロッカーの道下ひなの選手、V2 フォレストリーヴズ熊本からアウトサイドヒッターの白岩蘭奈選手を獲得したことを発表した。背番号は、道下選手が4番、白岩選手が10番だ。
新加入選手のお知らせ 群馬銀行グリーンウイングス チーム公式サイト
道下選手は、北海道帯広市出身の24歳で、札幌山の手高校から神戸親和女子大学を経て、2019年12月にV1 KUROBEに加入した。KUROBEでは2シーズンプレーし、昨シーズンは、チームトップで、リーグ14位のアタック決定率42.3%をマーク。スピードを武器に、高い得点力のあるミドルブロッカーだ。
道下選手はチームを通じ、「選手の自主性の高さ、スタッフの方々の熱量に惹かれ入団を決意いたしました。バレーボールを続けられる機会を頂けたことに感謝し、V1昇格に貢献出来るよう頑張ります。応援よろしくお願いします!」とコメントしている。
KUROBEとは、2シーズン前の20-21シーズンにチャレンジマッチ(入れ替え戦)で対戦しているが、この時、道下選手はベンチ入りしたものの出場はなかった。対戦相手として、グリーンウイングスをどう見ていたか、感じていたか気になる所だ。
一方、白岩選手は、宮城県仙台市出身の25歳で、新潟医療福祉大学から2018年11月に、V1 KUROBEに加入、2シーズン過ごした後、20-21シーズンからV2 熊本に移籍し、2シーズンプレー。昨シーズン、21-22シーズンは、248得点を挙げ、V2得点王に輝く活躍を見せた。169cmと大柄な選手ではないが、ジャンプ力と高さ、そして、得点力のあるプレーが魅力の選手だ。
白岩選手はチームを通じ、「また、新たな場所でバレーボールが出来ることに感謝し、V1昇格を目指しチームに貢献できるよう頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします!」とコメントしている。
白岩選手は、V2熊本在籍時は、チームのエースアタッカーとしてグリーンウイングスの前に立ちはだかったが、今度は、心強い仲間として活躍が期待される。
なお、チームによると、7月1日から始まるサマーリーグには出場しないものの、帯同する予定だという。
白岩選手、道下選手ともに、得点力のある選手で、グリーンウイングスのテーマであるオフェンス面のさらなる向上へ、活躍が期待される。また、ともに、V1でプレー経験もあり、V1昇格を目指すチームにとって、V1基準のプレーを浸透させる役割も期待されそうだ。