こういう仕事をしているので、どんなスポーツでも楽しく観戦します。実況できるかというのはまた別の話ですが。普段は、ザスパやグリーンウイングスの話が多いですが、私の住んでいる群馬は、スポーツチーム、アスリートが多く活動している自治体の一つで、日本代表やトップレベルで活躍する選手も多くいる場所だと思っています。
そのひとつがソフトボールですね。ともに高崎を拠点にするビックカメラ高崎と太陽誘電の2チームがあり、両チームから日本代表に数多くの選手を輩出しています。世界のエースとも言われる上野由岐子投手もビックカメラ高崎の選手なので、いつも群馬にいるのですが、五輪とかでもないと、なかなか地元でも取り上げないのは寂しいなと思います。もっと多方面で活躍してもらえばいいのにと単純に思ってしまいます。
そんな高崎で、国内女子のソフトボールリーグ・JDリーグの直接対決があるというので出かけてきました。
ソフトボール専用スタジアムで、代表合宿でも使われるスタジアム
ということで、代表チームのサイン入りユニフォームも展示。こんな素敵な場所が群馬にあるけど、知らない人が多いんだろうなぁ。
榛名山、浅間山、妙義山も望める素敵なスタジアムでした。お天気もサイコー。
新たな国内女子のトップリーグとして誕生したJDリーグ(ジャパン・ダイヤモンド・リーグ)は、16チームが東西2地区に分かれ、レギュラーシーズン、ポストシーズンを勝ち抜いて、リーグ優勝を決める形。HPやSNS、無料配信なども取り組んでいて、見せ方、伝え方に力を入れてソフトボールの魅力発信、競技普及に力を入れている印象です。
そんなこんなで、ビックカメラ高崎と太陽誘電の「上州対決」プレイボール!!
太陽誘電の先発は、曽根はん奈投手
ビックカメラ高崎は濱村ゆかり投手が先発。
序盤は投手陣が踏ん張りを見せていましたが、4回に藤田倭選手のHRなどでビックカメラ高崎が4点をリード。しかし、その裏に太陽誘電も3点を返し、食らいつく展開。
市口侑果選手
原田のどか選手
我妻悠香選手
片岡美結選手
代表選手も多く、攻守に締まったプレーが多く、見ごたえがありますね!
そんな会場で気になったこともちょっと。
両チームとも応援をリードする応援団がいるのですが、金管楽器を使った生演奏!!チャンスや得点シーンなどは、高校野球さながらの迫力ある応援でした。スゴイ!!!
ひとつだけ残念だなぁと感じたのは、内野席の奥側のエリア、応援団のエリアからだと見えるところが限られちゃう点。手前側が全然見えず、三塁側だと、三塁ベースは全く見えず、ホームプレートも、基本的に柵で遮られちゃうので見えない、もしくは、見えずらい、、、仮設のスタンドなので仕方がないんですけど、せめてもホーム付近はもうちょい視認性を上げて欲しかったです。
でも、プレーはレベルが高く、ゲームも競った展開だったので最後まで楽しむことができました。イベントも多くて、リーグとして盛り上げていこうとしているのがとても伝わりました。この後、夏は代表活動期間ですが、その際にも、代表合宿などが高崎で行われるみたいですし、リーグは、秋に再開して、両チームも東地区で上位争い、リーグ優勝に絡んでくれそうです。シーズンを通じて、群馬で試合も多いので、スタジアムに駆けつけて、ソフトボールの楽しさを味わってみてはいかがですかね!私も、また出かけようと思います。