群馬グリーンウイングスはじめ、SVリーグ、Vリーグの各チームは、新体制を発表するとともに、新シーズンの新加入選手を続々、発表している。その中には、グリーンウイングスで活躍していた選手たちも多くいる。
SVリーグの東レアローズ滋賀は、7月2日、昨シーズンまでグリーンウイングスでプレーしていた、林田愛佳選手の加入を発表した。
林田選手は、クラブを通じ、「伝統のあるチーム、そして何より大好きなこのチームの一員になれること、とても嬉しく感じています。
バレーができる喜びと感謝の気持ちを忘れず、どんな形であれチームに少しでも貢献できるよう努力します。そして、元気と笑顔と全力プレーで頑張ります！」などとコメントしている。
グリーンウイングスでもチームの中心として活躍し、パワフルで、エネルギッシュなキャラクターは、初めてのトップカテゴリーを戦うチームの大きな支えとなってくれた。国内女子バレーの名門でもある新天地でも、新たな風を吹かせ、活躍してくれるだろう。
Vリーグのルートインホテルズ信州ブリリアントアリーズは、7月1日、昨シーズンまでグリーンウイングスでプレーしていた目黒愛梨選手が加入したと発表した。
目黒選手はクラブを通じ、「チームメイトと一緒に新たな挑戦ができることに感謝しています。信州の地から皆さまに元気や勇気をお届けできるようなプレーをお魅せできるよう、情熱をもって頑張ります！」などとコメントしている。
【新加入】#4 目黒 愛梨 （ルートインホテルズ信州ブリリアントアリーズ 公式サイト）
また、信州ブリリアントアリーズには、2022/23シーズンまでグリーンウイングスでプレーし、昨シーズンまでNECレッドロケッツ川崎に所属していた田中瑠奈選手が新たに加入した事も発表している。
【新加入】#5 田中 瑠奈 （ルートインホテルズ信州ブリリアントアリーズ 公式サイト）
昨シーズンの目黒選手は、出場機会こそ限られたが、コートに立てば、常に、プラスのエネルギーを発し、果敢に向かっていく姿を見せてくれ、仲間やファンを勇気づけてくれた。新天地でも、同様に、多くの人の心を掴むプレーを届けてくれるだろう。
また、田中選手も、様々な経験を経て、新天地での新たなスタートとなる。決して大柄ではないが、相手のブロックを打ち抜くパワフルなスパイクは健在で、そこに、経験値もプラスされている。新チームでも大きな力となるはずだ。
また、同じくVリーグで、岡山県倉敷市を拠点に置く、倉敷アブレイズは、7月1日、昨シーズンまでグリーンウイングスでプレーしていた清水愛選手が加入したと発表した。
清水選手はクラブを通じ、「高さを生かし、チームに貢献できるよう精進いたします。応援よろしくお願いいたします。」と新シーズンの抱負を語っている。
チームは、2019年に設立されたばかりのチームだが、Vリーグに加入した、2023/24シーズンにV3リーグを優勝、昨シーズンはVリーグ6位と勢いを感じさせている。
清水選手なら、グリーンウイングスで見せてくれたプレー、そして、経験を新チームのために惜しみなく発揮してくれる事だろう。若手の立場から、さらにチームの中心として成熟していく彼女の活躍が楽しみだ。
また、SVリーグのヴィクトリーナ姫路を運営する株式会社 姫路ヴィクトリーナは、7月1日、兵庫県を拠点に活動するクラブチーム・ヴィアーレ兵庫に、昨シーズンまでグリーンウイングスでプレーしていた閑田千尋選手が加入したと発表した。
閑田選手はクラブを通じ、「これまで在籍していたチームで得た経験や学びを活かし、ヴィアーレ兵庫の一員としてチームの勝利や発展に貢献できるよう、全力で頑張ります。」などとコメントしている。
【ヴィアーレ兵庫】閑田千尋選手 新規加入のお知らせ（ヴィクトリーナ姫路 公式サイト）
ヴィアーレ兵庫は、かつてのサテライトチームの位置付けから、兵庫県を拠点に活動するクラブチームへと独立し、将来的なVリーグ参入を目指しているという。グリーンウイングスでも多くの時間、コートに立った閑田選手なら、そのミッション達成に大きな力となるとともに、自身の更なる成長、活躍へと繋げてくれる事だろう。
グリーンウイングスを離れ、新たなチームでスタートを切ることになった各選手たち。試合になれば対戦相手となる時もあるだろうが、共に過ごした時間は変わらず、ファンにとっても、いつまでも大切な選手であり、仲間という思いがあるだろう。遠く、群馬から、各選手たちの事を変わらず、応援し続けたい。
