【GreenWings】新シーズンに向け、仁井田桃子選手、山下遥香選手、工藤真帆選手の3選手を獲得

Author:

SVリーグ女子の群馬グリーンウイングスは、23日、新シーズンに向けた戦力として、埼玉上尾メディックスからアウトサイドヒッターの仁井田桃子選手、大阪マーヴェラスからセッターの山下遥香選手、アランマーレ山形からリベロの工藤真帆選手の3選手を獲得したと発表した。

仁井田選手は、東京都出身の24歳で、下北沢成徳高校から2019年に埼玉上尾に加入し、6シーズンプレーした。昨シーズン、24/25シーズンは、レギュラーシーズンで、26試合75セットに出場し、アタック決定率34.7%、ブロック平均セット0.19本、サーブ効果率11.7%、サーブレシーブ成功率44.7%、総得点152点を記録している。

クォーターファイナルでは、オポジットとして、初戦はスタメン、2試合目は2枚替えでコートに立ち、チームのために奮闘した。

177.5センチと高さがあり、得点源としての活躍が期待されるとともに、上位チームで戦ってきた経験とバレーボールの基準で、チーム力の底上げでも力を発揮してくれそうだ。

仁井田桃子選手入団のお知らせ(群馬グリーンウイングス 公式サイト)

山下遥香選手は、大阪府出身の28歳で、京都橘大を経て、2019年にPFUブルーキャッツに加入した。なお、リーグには、内定選手だった18/19シーズンから出場している。2023年にはPFUの黒鷲旗優勝に貢献し、自身はベスト6にも選ばれた。

23/24シーズンをもってPFUを離れ、SVリーグ元年の24/25シーズンから大阪マーヴェラスに加わった。

昨シーズンは、レギュラーシーズンに20試合、34セットに出場した。本数は限られるが、サーブ効果率14.9%を記録している。チームは、チャンピオンシップに進出し、初代女王に輝いたが、クォーターファイナル以降、山下選手の出場および、メンバー入りは無かった。

長くトップカテゴリーで活躍してきた技術と経験、そして、PFU時代には、坂本将康ヘッドコーチの下でプレーしており、グリーンウイングスで再び共闘することになるのが楽しみだ。さらに、昨シーズン加入した髙相みな実とも長くプレーしていて、こちらのコンビネーションにも期待だ。

山下遥香選手入団のお知らせ(群馬グリーンウイングス 公式サイト)

工藤真帆選手は、北海道出身の20歳で、札幌山の手高校を経て、2023年に、当時のプレステージ・インターナショナルアランマーレへ加入した。

昨シーズンは、レギュラーシーズン44試合、127セットに出場し、アランマーレ山形の主力として活躍した。リベロとして、サーブレシーブ成功率45.7%で、リーグ12位の記録となった。

V2時代からのライバルチームであるアランマーレ山形からの選手獲得であるとともに、チームの課題でもあったレセプション強化という部分でも、大きな戦力補強になったと言えるだろう。さらに、札幌山の手高校出身という事で、道下ひなの選手の後輩にもなる。面倒見のいい先輩の下で、チームへの順応も問題ないだろう。

工藤真帆選手入団のお知らせ(群馬グリーンウイングス 公式サイト)

チームは昨シーズンをもって12選手がチームを離れている。クラブから契約更新の発表はないが、昨シーズンからの継続で7選手、さらに、内定選手として発表されている5選手の12選手がいる状況で、そこに、今回発表のあった3選手が加わり、15名体制となった。昨シーズンの実績を考えると、外国人選手の加入を想定しても、さらなる日本人選手の獲得もありそうだが、どうなるだろうか。

Follow me!

PAGE TOP