【GreenWings】今季最終戦は勝利で飾れずも、未知なるシーズンを全員バレーで無事完走

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大同生命・SVリーグ女子の群馬グリーンウイングスは、13日、今シーズンのレギュラーシーズン最終戦を迎え、岡山市のジップアリーナ岡山で、岡山シーガルズと対戦したものの、セットカウント0‐3(13‐25、23‐25、19‐25)のストレート負けとなった。

前日は、2セットダウンからの大逆転勝利を収め、今シーズンの5勝目を挙げたものの、この日は、岡山の粘り強いバレーの前に、思うよにアタックが決まらず、加えて、岡山の厳しいサーブ、巧みなアタックに翻弄されるなど、終始、苦しい展開となった。

プレーオフ進出を逃したグリーンウイングスは、これで今シーズンの全日程を終了し、SVリーグ1年目は、5勝39敗、14チーム中、14位でシーズンを終えた。

齋藤真由美監督
「岡山は、個々のスキルが高く、組織力も高い素晴らしいチームだった。最後は、岡山との4連戦となったが、いろんな意味で学びの多い試合だった。ただ、私たち、グリーンウイングスの選手たちも、果敢に攻め返し、良いプレーもたくさんあった。今日でシーズンは終わるけれども、痛みは成長と思い、次にシーズンに活かしていきたい。また、ここまで支えてくれたいろいろな方々に感謝したい。そして、遠方まで応援に来て下さった方々にも感謝の気持ちでいっぱいだ。ハードルの高いSVリーグだが、私たちも一生懸命に、今後もバレー界を盛り上げられるように成長していきたいので、引き続き応援していただきたい。」

角谷未波キャプテン
「きのう、私たちがフルセットで勝ち、相手は、対策もして、向かってくるだろうという気持ちで臨んだ。1セット目はなかなか上手くいかず、2セット目は気持ちを切り替えて、良い戦いができ、3セット目はメンバーを変えながら臨んだ。きょうは、セットは取れなかったが、個々のいい所も出しながら、いい試合だったんじゃないかと思う。自分としては、最後までスパイカーを信じてトスを上げ続けた。きょうは、負けはしたけれど、チームの皆に感謝の気持ちで終われたと思う。」

道下ひなの選手
「負けてしまったが、この44試合の中で、チームとして得たものはずっと在り続ける。後悔は無くて、今日やれることはみんなが精一杯やった。これが来シーズンにつながるといいと思う。みんなでバレーができるのはこれが最後だったので、ホントは勝って終わりたかったが、こうやって負けてしまうのも、自分たちが『SVは甘くないぞ!』と突き付けられているのだと思う。今シーズンは、最後の方で5勝を挙げたが、開幕から勝っていけるような強いチームを作れと言われていると捉えている。また、新しいチームになるが、この経験を活かして頑張りたい。」

髙相みな実選手
「勝って終わりたかったというのは、チーム全員がそう思ったと思うが、勝ったから最高の終わりではなく、負けて得るものもある。みんなが全力を尽くしたからこそ、結果として、自分たちが一生懸命やれた事がすごく良かった。相手との駆け引きの中で押し切れなかったのは、来シーズンへの引き続いての課題だと思う。ただ、バレーボールは楽しいなと思ったし、まだまだ成長していきたいなと思ったシーズンだった。」

未知なる戦いに挑んが群馬グリーンウイングスの歴史的なシーズンが、これで終了した。悔しさ、厳しさ、辛さの方が多かったかもしれないが、初勝利を含め今シーズン手にした5勝は、何ものにも代えがたい喜びであり、大きな財産だ。そして、齋藤監督の神髄である「全員バレー」のもと、皆が最後まで支え合い、歩み続けられたからこそ無事に完走できたのではないだろうか。素晴らしいシーズンを届けてくれた群馬グリーンウイングスの選手、スタッフはもちろん、関わったすべての人々に感謝しかない。本当にありがとうございました。

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