サッカーJ2・ザスパ群馬は、16日、新潟医療福祉大のDF秋元琉星(あきもと・りゅうせい)選手が、2025シーズンの加入内定になったことを発表した。
また、秋元選手は、13日付で、日本サッカー協会より、「2024 年 JFA・J リーグ特別指定選手」として承認されたとして、今シーズン中のリーグ戦出場が可能になったことも併せて発表された。次節、8月17日土曜に行われるJ2第27節・横浜FC戦から出場可能になる。
背番号は、サポーターの間で「ザスパの出世番号」とされる「26(風呂)」となった。
秋元選手は、青森県出身で、青森山田中・高校を経て、新潟医療福祉大学に進学した。
秋元選手はクラブを通じ、「このチームでプレーできることを大変嬉しく思います。今までお世話になった家族、指導者、そして仲間への感謝を忘れずに、笑顔を届けることができる選手になると共にザスパ群馬の勝利のために、特徴の空中戦で攻守に貢献したいと思います。」などとコメントしている。
クラブは、秋元選手の特徴について、「対人の強さと空中戦の強さを備えるセンターバック。球際での強度の高い守備で相手の攻撃をシャットアウトし、正確なヘディングはビルドアップの起点やセットプレーにおける得点源としても貢献出来る。真面目な性格ながら高い統率力を備えており、DF リーダーとしての将来性にも期待。」と紹介するなど、プレーはもちろん、人間性も含めて大きな期待を寄せている。
関係者によれば、秋元選手には、他クラブからのオファーもあったようだが、ザスパが、真っ先に獲得オファーを出すなど、積極的な姿勢も打ち出したことが今回の獲得にも繋がったという。
キャプテンで、DFをまとめていた城和隼颯選手がJ2山形へ移籍し、新たな選手の台頭が期待される今、特別指定選手ではあるが秋元選手も、十分その候補と言えるだろう。また、来シーズン以降も含め、いち早く、チームをまとめ、率いるような存在になる事を期待したい。