Vリーグは、 10日、V・サマーリーグに出場する各チームのメンバーを発表した。
V・サマーリーグは、日本代表が活動を行う、夏の時期に行われる恒例大会で、近年は、女子チームの大会として開催されている。各チームは、秋から始まるリーグを睨み、日本代表選手が不在のチームは若手選手を中心に臨み、下位カテゴリーのチームは、上位カテゴリーと対戦する機会として、見どころの多い大会だ。なお、V・サマーリーグは、今回の大会をもって終了し、43年の歴史に幕を閉じることが発表されている。
今回のV・サマーリーグには、この秋から始まるSVリーグ、Vリーグに参加する各チームと、東日本と西日本の大学選抜、中国のクラブチーム・遼寧を合わせた、全26チームが出場し、東西2地区に分かれて行われる。
群馬グリーンウイングスは、7月5日金曜から7日日曜の3日間、石川県かほく市のとり野菜みそBLUECATS ARENA(かほく市総合体育館)で行われる東部大会に出場する。
グリーンウイングスは、先日、チームを離れることが発表された、吉岡みなみ、ハンタヴァ・エヴァンゲリア、伊藤寿奈、吉田あゆみの4選手を除く、昨シーズンのメンバー15人が登録された。
また、監督には、齋藤真由美監督が登録されている。まだ、クラブから公式発表は無いが、新シーズンも指揮を執ることが期待される。
東部大会には、SVリーグ、Vリーグの10チームと東日本大学選抜の全11チームが参加して行われ、初日、2日目は予選グループ戦、最終日は、グループ戦の順位を元にした順位決定トーナメント戦を行う。
グリーンウイングスは、予選グループ戦をPool Bで戦い、埼玉上尾メディックス、KUROBEアクアフェアリーズ、リガーレ仙台と対戦する。
新チームの発表はまだ行われておらず、今後、新加入選手なども発表されることが見込まれることから、新シーズンのグリーンウイングスがどういう戦いをするかを見極めるには時期尚早だ。それでも、新チームで挑む、最初の大会であり、SVリーグで戦うライバルチームへの腕試し、そして、若手選手を中心にアピール機会として注目したい。
特に、予選グループ戦では、今シーズン、SVリーグで戦う、埼玉上尾メディックス、KUROBEアクアフェアリーズと対戦することになり、現時点での実力差を図る事が出来そうだ。
大会の観戦チケットは、12日から発売開始となっている。配信による中継もあるが、ぜひ、現地で選手たちにエールを届けよう!
2024 V・サマーリーグのチケット 「チケットV (https://ticket-v.jp/)」