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SASAmemo New Waveを巻き起こせ!-ザスパクサツ群馬公開練習フォトレポ

後半戦の初戦となる清水戦を1‐1で引き分けたザスパは、徳島戦に向けてリスタート。ここからは、水曜ゲームを挟み、熊本、大宮と3連戦。内容あるサッカーで、ゴールと勝ち点を積み重ね、好位置をキープするザスパですが、勝利から遠ざかっており、連勝で、後半戦の流れを掴みたいところです。

清水戦では、鋭い動きで相手の前に出て、難しい体勢ながらゴールネットを揺らし、先制点をもたらした北川柊斗選手。大槻毅監督の起用にしっかり応えてくれる頼もしさがありますね!

破壊力のある清水の攻撃陣に対し、体を張って、何度もビックセーブを見せ、ゴールを死守した櫛引政敏選手。本当に頼もしかったです!

清水戦では前線で孤立する場面が多かったものの、味方を信じ、何度も、何度も動き出しを繰り返し、守備でも献身さを見せ続けた武颯選手。この日の練習では、ボールの出し手に対して、欲しいイメージを繰り返し伝え、イメージの共有を深めていました。

後方では、畑尾大翔選手を中心に、こちらも守りの連携、さらに、ビルドアップの関係性などを確認し合っていました。連敗こそないですが、勝利のためには、無失点ゲームも必要です。チーム一体となって、相手の攻撃を押さえてもらいましょう。

清水戦の振り返りで言えば、高橋勇利也選手が、今季2度目のリーグ戦出場を果たすとともに、前回の1分間ではなく、今回は23分間という時間でプレーをしましたね。

ザスパ加入時は、左SBとしての期待が高かった選手ですが、この試合ではボランチとして出場しました。今シーズンは、他にも、CBやリベロなど、複数のポジションにトライしていて、ユーティリティとして頑張ってくれています。

大槻監督も、声をかけるシーンが多かったように感じたのは私だけでしょうか???笑

ただ、実際に大槻監督も、高橋選手について、「推進力に期待している。今シーズンは、体も絞れて、プレシーズンから強度が出ていた、けがもしない、もともと、体格に恵まれたり、持って生まれたものはある選手。サッカーが上手くなって、今は楽しいんじゃないんですか?」と期待と今の様子を教えてくれました。

次節・徳島戦は、ボランチのレギュラーである天笠泰輝選手が累積により出場停止。もちろん、本人はそうした事、云々ではなく、後半戦に向け、闘志を燃やしています。高橋選手の熱い思いは、この後更新予定のSASAmicでお届けする予定ですのでどうぞそちらをお聞きください!

そして、今週のトピックスといえば、来シーズンの加入が内定し、特別指定で登録されている田頭亮太選手が再合流した事。一時、大学チームの活動に戻っていましたが、チーム関係者によると、今回は2週間ほど合流できるそうです。

週末に大会があったようで、まだまだリカバリー段階との事ですが、ピッチ上では、鋭い目つきと、引き締まった表情が印象的で、やる気に満ち溢れている様子が十二分に伝わってきました。また、物おじせず、周囲の先輩たちに積極的に要求する部分もあり、頼もしい限りです。

周りの選手も、積極的に声をかけ、アドバイスや要求をしながら、互いの関係性を深めているようでした。特に、佐藤亮選手や山田晃士選手が声をかけるシーンが多かったように感じました。

 

そんな田頭選手について大槻監督に聞くと、期待や評価については言葉を選びながら明言を避けつつも、「練習も参加してて、戦術理解の能力もある。ちょっと見てみたいですね。」と話すとともに、「彼単体で見れば、これは良い、これは悪いと言えるが、グループなので、周りとの兼ね合いで見ていくことが肝要。」とコメント。

また、すでに選手登録も済んでいるため、いつでもゲーム出場できる状況については、「みんな一緒。そのために登録してもらっている。」とコメントするに留めましたが、一方で、必要となればいつでも使うという事でもあるわけで、今回の合流期間に、メンバー入り、試合出場があるかどうか楽しみな所でもあります。

高橋選手もそう、田頭選手もそう、まだゲーム出場を掴めていない選手たちの押し上げ無くして、ザスパを、もう一段、二段と押し上げることはできません。ハードな夏の戦い、厳しいリーグ終盤戦、ここからは総力戦です。リーグ前半の好調な「波」とは異なる、「新たな波=New Wave」を期待しましょう!

 

 

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