V2女子の群馬銀行グリーンウイングスは、17日、田中瑠奈、古市彩音、藤原愛の3選手が5月31日付で退団すると発表した。
3選手は、チームの公式HPを通じて、退団にあたりメッセージを残している。
田中瑠奈選手は、2017年に神奈川・川崎橘高校から加入した。内定選手として、16/17シーズンのV・チャレンジリーグⅡ時代からリーグ出場し、力強いスパイクとサーブを武器に活躍、近年は、グリーンウイングスのエースとしてチームを牽引した。また、20/21シーズンには、最高殊勲選手賞と得点王、21/22シーズンには、敢闘選手賞とサーブ賞を獲得するなど、リーグを代表する選手にも成長した。
古市彩音選手は、富山第一高校から宇都宮大学を経て、2018年に加入した。内定選手として、17/18シーズンのV・チャレンジリーグⅡ時代から出場し、冷静なトスワークと、サウスポーから繰り出される強力なツーアタックで、チームの司令塔として活躍した。また、常にチームや仲間の事を最優先に考える行動ができる選手で、キャプテンとしてもチームをまとめるなど、高いリーダーシップを発揮し、コート内外でチームに大きな貢献を果たしてくれた。
藤原愛選手は、秋田・由利高校から2021年に加入。20/21シーズンから3シーズンに渡り、グリーンウイングスでプレーした。ルーキーイヤーから出場のチャンスが訪れ、勝利が求められるグリーンウイングスの中で懸命にプレーし、早くから経験を積むとともに、チームに流れを呼び込むリリーフサーバーとしても役割を果たしてきた。先シーズンは、先輩セッター達の中に割って入り、スタートからセッターとして出場する機会も増えるなど、更なる成長を見せてくれた。また、「愛ちゃん」の愛称で、チームのマスコット的存在として、多くの人を笑顔を届けてくれた。
チームは、今月28日にファン感謝祭を予定しており、この場が、最後のあいさつの機会になりそうだ。
3選手のこれまでの活躍に、大きな感謝の気持ちを伝えるとともに、新たなステージでの活躍を願いたい。本当に、ありがとうございました。