Vリーグ機構は12日、「2023 V・サマーリーグ女子大会」の大会概要を発表した。
今回は、V.LEAGUE女子全26チームと大学選抜2チームが参加し、東西2地区に分かれ開催され、群馬銀行グリーンウイングスは、今回も、東部大会に出場する。
東部大会は、7月7日金曜から9日日曜まで、長野県松本市の松本市総合体育館で行われる。
東部大会には、全14チームが出場し、V1からNEC、埼玉上尾、日立Astemo、PFU、KUROBE、アランマーレ、V2からは、グリーンウイングス、ルートイン、浜松、仙台、GSS東京、千葉、そして、新シーズン新加入のアルテミス北海道が参加、さらに、大学選抜チームも加わり行われる。
大会は、若手選手の強化育成を目的としており、勝敗以上に、若手選手たちが実戦形式の中で、どれだけ力を発揮し、今後に向けた経験をできるかというのが大切になる。グリーンウイングスにとっても、新チーム始動から短い時間の中で、どういった目的、テーマを持ち、サマーリーグに臨めるか、そして、チーム、個人として、大会を通じての成果、課題に向き合い、その後に活かせるかが重要になってくる。
そんな、サマーリーグに向け、グリーンウイングスは、長めのオフを挟んで、今月にも、新シーズンに向け動き出すことになる。
5月28日には、久しぶりのファン感謝祭も予定されているが、チームを離れる選手も今月から徐々に発表になるだろう。また、この所、選手補強も積極的に行っており、新戦力の発表もあるかもしれない。いずれにせよ、サマーリーグ前には、新シーズンの体制も明らかになる。
リーグは、来シーズン(24-25シーズン)の大幅改編に向け動き出しており、新シーズン(23-24)シーズンは、リーグ優勝を目指す事には変わりはないが、入れ替え戦がない見込みでこれまでと違った戦いになるだろう。そして、6月までにライセンス要件が整備されると言われる新リーグに対し、グリーンウイングスがどいう答えを出すのかも新チームの行方に左右するだろう。申請期限は11月まであるが、答えが気になる所だ。
2024-25シーズンからの新「V.LEAGUE」構想を発表(リーグ公式)
最後は、サマーリーグから少し脱線したが、サマーリーグの始まりは、新シーズンの本格的な始まりでもある。どうあれ、昨シーズンの悔しさを晴らし、リーグ優勝へ向け突き進むという事には変わりないはずだ。