SASAnote Vol.15 群馬銀行グリーンウイングスが活動再開を報告

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選手、スタッフ、あわせて5名が新型コロナウイルスに感染し、活動を自粛していた女子バレーボール・V2の群馬銀行グリーンウイングスが、1/29金曜、チームのHPで活動再開を報告した。グリーンウイングスによると、直近のチームおよび、リーグによるPCR検査の結果、全員の陰性が確認されている。

グリーンウイングスは、1/7に選手1名が新型コロナウイルスに感染したことを発表。さらに、1/10には、濃厚接触者だった選手とスタッフ、あわせて4名が感染したと発表していた。感染した選手、スタッフらは、発熱症状などはあったものの、その後、順調に回復したという。

チームは、コンディションに問題がない選手から順次、個別、少人数で練習を再開。練習時間を午前午後に分けるなど、密にならないよう、さらに感染対策を強化しての活動再開となった。

群馬銀行グリーンウイングスの髙橋悠監督によれば、選手たちも久々にバレーができる喜びから、時折、笑顔も見せながら練習に取り組んでいるという。まだまだコロナの影響が続いているが、それでも選手たちにバレーができる日常が戻ってきたのは嬉しい限りだ。

なお、リーグ戦は、自チームの状況、および、対戦相手の事情により、1/9から2/6までのリーグ戦9試合が欠場、中止となっている。再開初戦は、2/13にヤマト市民体育館で行われるホームゲームの予定だ。

一方、Vリーグでは、グリーンウイングス以外にも、これまでに男女のいくつかのチームで選手、スタッフの感染が報告されているほか、2/7まで、各地で行われている緊急事態宣言を受け、活動の自粛、大会の欠場を表明するチームが相次ぐなど、対応に追われている状況だ。

そうした中、1/26には、グリーンウイングスと同じV2の千葉エンゼルクロスとGSS東京サンビームズが、今シーズンの残り試合への参加を辞退することがリーグから発表された。

そして、バレーボールに限らず、スポーツ界を見ても、様々な競技でコロナへの感染が報告されるなど、プロ、アマ問わず、各競技、各チーム、選手で、試合開催と感染防止をどう行うか、難しい舵取りが続いている。

全体としての取り組みはもちろんだが、応援する私たちも、ひとりひとりができる取り組みをしていきたい。そして、愛するチーム、選手の勝利とともに、無事に試合が開催され、シーズンが完走できる事を願うばかりだ。

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