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SASAmemo 加藤潤也選手がJ2金沢に完全移籍、川上優樹選手、櫛引政敏選手は契約更新-ザスパクサツ群馬

サッカーJ2・ザスパクサツ群馬は、31日までに、MF 加藤潤也選手が、J2 ツエーゲン金沢に完全移籍したと発表した。また、DF 川上優樹選手、GK 櫛引政敏選手の2選手と契約更新したと発表した。

J2金沢へ完全移籍することが決まった加藤選手は、ザスパ4年目の今シーズン、リーグ戦に36試合出場、2得点を挙げた。

今シーズンも、高いボールコントロール、突破力のあるドリブル、さらには、チームメイトを活かすプレーで攻撃の中心選手として活躍し、チームのJ2残留に貢献した。

加藤選手はクラブを通じ、「この度ツエーゲン金沢に移籍することになりました。群馬での4年間はすごく楽しかったです。いつも支えて下さったファン・サポーターの皆さん、よく行くご飯屋さんや群馬で仲良くして下さった方々の存在が非常に大きくて、すごく居心地が良く、月日が経つにつれてザスパと群馬への愛着が増していきました。でも選手として違う環境に身を置くことで、さらに成長できるんじゃないかと思い、環境を変えて挑戦するという決断に至りました。」などとコメントしている。

ザスパへは、J3時代の2019年に加入し、30試合9得点を挙げ、ザスパをJ2復帰へ導く立役者の一人となった。J2復帰後も、20年は31試合4得点、21年は28試合3得点と活躍、小柄ながらも、高い技術で、屈強な相手DF陣に挑み、ゴールを奪う姿に、サポーターからの人気も高く、「KJ」の愛称で愛された選手だ。

今オフは、すでに渡辺広大、田中稔也がチームを離れることが決まっていて、2019年J2復帰メンバーは加藤が唯一となっていた。そうした事からも動向が注目されていたが、金沢への移籍が決まり、ザスパからJ2復帰メンバーがいなくなることになった。

インタビューなどではシャイな一面もあり、多くを語るタイプではなかったが、その中でも、「日増しにザスパ愛が高まっている」など、年を追うごとに、ザスパへの思いを強くしてくれていただけに残念だ。

先日、誕生日を迎え28歳となった。キャリアとしても大切な時期に入っていくことになる。クラブは変わるが、ザスパサポーターにとって特別な存在である加藤潤也の活躍をこれからも応援していきたい。

加藤潤也 選手 ツエーゲン金沢へ完全移籍のお知らせ(クラブ公式)

川上選手は、今シーズン、リーグ戦に21試合出場、天皇杯は2試合に出場した。

川上選手はクラブを通じ、「大卒で加入しこの3年、目立った活躍も無くファン、サポーターの方達には申し訳ない気持ちでいっぱいです。来シーズンは泥臭く、がむしゃらにこのチームの力になれるよう全身全霊で頑張ります。」などとコメントしている。

ザスパ3年目の今シーズンは、大槻毅監督にスピード面の能力を買われ、SBにも挑戦するなど新たなチャレンジシーズンでもあった。ただ、ケガなどもあり、シーズンを通じてコンディションを維持することに苦しんでいるようにも感じた。

一方、チームが残留を争うシーズン終盤に、コロナ陽性者が複数名でるなど、難しい時期にCBで奮闘し、チームを助ける活躍もみせた。

ルーキーイヤーから、出場すれば、対人、高さと、高いDF能力を見せてくれていることから、まずはシーズンを通じて、ケガなく戦える状態を作れるかどうかが来シーズンに向けたポイントになりそうだ。奮闘を期待したい。

川上優樹 選手 契約更新のお知らせ(クラブ公式)

櫛引選手は、今シーズン、リーグ戦に38試合出場、天皇杯は1試合に出場した。

櫛引選手はクラブを通じ、「来シーズンもザスパでプレーできることをありがたく思います。今シーズンの課題を来シーズンは改善し、良かったところはより成長させ、ザスパの歴史の中で最高の結果を出します。そのために来シーズンもたくさんの応援よろしくお願いします。」などとコメントしている。

移籍1年目の今シーズンは、開幕戦からビックセーブを連発し、ザスパのゴールを死守するなど、特に1対1での強さを発揮し、チームを支えた。シーズンを通じて、高いパフォーマンスを維持し、ザスパの絶対的守護神として地位を確立した。

櫛引が契約更新したことで、最後方の安心感、安定感が担保されたといっても過言ではない。また、清水慶記、山田晃士、そして、新加入の石井僚とともに切磋琢磨することで、GK陣からの盛り上がりを期待したい。

櫛引政敏 選手 契約更新のお知らせ(クラブ公式)

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