サッカーJ2・ザスパクサツ群馬は、26日までに、GK 山田晃士選手、MF 白石智之選手、MF 風間宏希選手の3選手と契約を更新したと発表した。
山田選手は、大卒2年目の今シーズン、リーグ戦4試合、天皇杯1試合に出場した。
ルーキーイヤーは公式戦の出場がなかったが、今シーズンは、6月1日の天皇杯2回戦・モンテディオ山形戦でスタメン出場し、プロ初出場を果たした。また、シーズン終盤、9月10日の第35節・東京ヴェルディでスタメン出場し、Jリーグデビューを果たした。リーグ戦は、東京V戦から4試合連続出場を果たし、チームを支える活躍を見せた。
また、「熱血パンチ」の愛称通り、ピッチ内外で気合全開で戦う姿勢を前面出す姿がチームに勇気を与えるとともに、多くのサポーターにも愛されるなど存在感を示した。
山田選手はクラブを通じ、「サポーターの方々の声に大いに助けられました。これからもそうなのだと思います。プレーで恩返しする他ありません。ハードワーク、情熱、戦い続けます。来季もよろしくお願いします。」とコメントしている。
現在は、自身のYouTubeチャンネル「Jリーガー 熱血パンチの日常」も開設し、飾らない山田選手の日常や考えなどを発信している。
プレーでのさらなる活躍はもちろん、ピッチ外での積極的な発信も含め、3シーズン目の山田選手に注目だ。
白石選手は、3シーズン目の今シーズン、リーグ戦10試合、天皇杯3試合に出場した。
今シーズンは、ザスパ在籍3シーズン目にして初めてノーゴールに終わったほか、スタメン出場は、リーグ戦、天皇杯、ともに1試合ずつと悔しいシーズンになった。
白石選手はクラブを通じ、「契約更新しました！このクラブの一員であることに感謝して1試合でも多くピッチに立てるよう日々精進します。ザスパファミリーのみなさん。共に2023年も最高に楽しみましょう！よいお年をお迎えください。」とコメントしている。
常にボールとゴールに向かって、泥臭く、全力でプレーをする白石選手の姿は、試合の流れを変えるだけでなく、多くのサポーターの心を打つものだ。故に、より多くピッチでプレーしてくれる姿を皆が待ち望んでいる。新たなSH、アタッカー陣も加わった新シーズンだが、白石選手らしいプレーで、チームを助けるゴールを増やし、輝きを見せてもらいたい。
風間選手は、今シーズン、リーグ戦30試合、天皇杯1試合に出場した。
今シーズンは、J3時代の2018年以来、4シーズンぶりの復帰となり、中盤のキープレイヤーとして、豊富な経験と高い技術でチームを支えてくれた。
風間選手はクラブを通じ、「来シーズンもザスパクサツ群馬でプレーできることを嬉しく思います。今シーズン、個人的にも納得いくシーズンではありませんでした。もっと皆さんと喜びを分かち合えるシーズンにしたい。「群馬県にザスパクサツ群馬がある」という誇りを持ってもらえるようなチームを目指して、厳しいリーグ戦を戦いたいと思います。ザスパに関わる皆んなの力で良いシーズンにしましょう！！」とコメントしている。
今シーズンは、自身のゴールこそ生まれなかったが、ボランチや右SHで存在感を発揮し、チームを支えた。また、リーグ終盤に向かうにつれ、セットプレーのキッカーとして、ゴールにつながるボールを数多く配給するなど活躍した。
中盤の若手選手が台頭することも期待したいザスパだが、やはり経験に裏打ちされた、風間選手の存在は大きなものだ。勝利へつながるプレーはもちろん、後輩たちへより良い影響を与える存在として、2023シーズンも活躍が楽しみだ。
