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SASAmemo シーズン最終戦、そして、その先へ-ザスパクサツ群馬 公開練習日フォトレポ

J2でのクラブ最多5得点を挙げ、最終節を前にJ2残留を決めることに成功したザスパクサツ群馬は、2日間のオフを挟み、19日からシーズン最終戦となる水戸ホーリーホック戦に向け動き出しました。

オフ明けのトレーニングは、いつも気持ちを新たに、フレッシュな雰囲気でスタートしていきますが、今週は、残留を決めたこともあり、いい意味でゆったりした雰囲気でスタートを切ったように感じます。

この所は、週明けと言えども厳しい残留争いにさらされていましたから、週あたまの練習も、どこか硬い表情、力みを感じるものがありましたが、体慣らしの段階では、各選手ともに笑顔が広がっていてとてもいい雰囲気です。残留を勝ち得たことで生まれた心の余裕があるならば、最終節に向けても、選手、チームの良さを出すことに、しっかりフォーカスできそうですね。

もちろん、ボールを使い出せば、選手たちの目の色も変わり、今季ラストゲームに向けたモードにしっかりと入ります。

大槻毅監督からも、いつものように大きな声も飛び、クオリティやプレーの精度、判断、トランジションの速さなど、今年積み上げてきたベースの部分を確認しながら、週末に向けた気持ち、雰囲気を高めていきます。

シーズンを通してみれば、レギュラーとして試合に出続け、チームを引っ張った選手、徐々に出場機会を失ったり、逆に、出場機会が増えたり、シーズンを通じて、なかなかチャンスを得られなかった選手など、それぞれいろいろな立場、現実があったはずです。よく言いますが、このメンバーで戦えるのもラスト1試合です。チーム目標の勝ち点50、16位以内という目標は達成できず、シーズン終盤まで残留争いに巻き込まれたのは事実ですが、それでも、最終節は、不安要素を抱えることなく、全力でぶつかることができます。何より、北関東ダービーという大一番です。選手たちにも、今年1年の様々な思いをトレーニングからぶつけてもらい、いいチーム内競争を経て、今季のラストゲームのメンバー、スタメンを勝ち取ってもらいたいと思います。

一方、シーズンの終わりが近づくという事は、来シーズンに向け、動き出すというタイミングでもあります。練習後には、大槻監督と松本大樹強化本部長が座り込んで、コミュニケーションを取るシーンも。普段から、密にコミュニケーションを取っている二人ではありますが、時期が時期だけに、いろいろ邪推してしまいます。

J2のレギュラーシーズンは、J1やJ3と比べると早く終了します。ザスパの立ち位置を考えても、J1やJ3、そして、上位クラブの動向が固まってこなければなかなか来季に向けた動きも加速しないというのが現実だと思います。

まぁ、そうした事も、気にはなりますし、気にするなというのは、なかなか難しい気持ちもありますが、それでも、まだ1試合、大事な北関東ダービーが残されていますから、そこにしっかりとフォーカスしなければいけませんね。

岩手戦の時の様に、チーム、クラブ、応援するみんながひとつになって、今季ラストゲームへ!そして、北関東ダービー連覇に向かいましょう!勝つのはザスパ!北関東ダービーを獲るのもザスパです!!

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