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SASAnote 公開練習日フォトレポーザスパクサツ群馬

天皇杯ラウンド16まで勝ち進んだザスパは、前節の大分戦で5連戦が終了。夏に入り、タフな連戦、結果も伴わず、正直、重苦しさが心を支配します。それでも、やってくる試合に向け準備を進めていき、次こそは勝利を掴む強い気持ちで進むしか道はありません。

この日は、ゲーム形式のトレーニングを実施。(私が練習開始30分後に到着したので、もう少し違うメニューもあったかもしれません)

大分戦では、4/3 第8節水戸戦以来のゴールを決めた深堀隼平選手

大分戦でも献身的なプレーで、深堀選手のゴールをアシストした髙木彰人選手。得点シーンについては、「いい位置でボールをもらえ、ボール受ける前に結構フリーだなと感じ、余裕があった。いいトラップもでき、いいパスも出せた。前を見た時に、(深堀)隼平がいい動き出しをしていたので、いいパスを心掛けた。」と振り返ってくれました。

そんな髙木選手にパスを配給した岩上祐三選手。やはりこの人の右足からは、常に大きな期待が生まれますね!

練習は、メンバーを入れ替え、組み替えながら進みます。天皇杯・広島戦で途中出場した中山雄登選手。

大分戦では今季初のスタメン落ち。ただ、途中出場でしっかりと役割を果たした小島雅也選手。

開幕スタメンを奪取し、出場機会も増えるなど、若手の有望株として期待される城和隼颯選手も、ここからの飛躍、そして、自身とチームの結果という面で、大事な時期を迎えています。

ケガもあり、シーズンで言えば少し出遅れたものの、天皇杯をきっかけに、リーグ戦でも出場機会が増え始めた高橋勇利也選手。

抜群のスピードと切れ味で、相手ゴールに向かうシーンが増えてきた山根永遠選手。この日の練習でも、遠目からでも積極果敢にゴールを狙う姿が印象的でした。得点力向上のきっかけとなって欲しいひとりです。

大分戦で言えば、細貝萌キャプテンが、第3節仙台戦以来のスタメン出場を果たしてくれました。細貝選手については、また改めてレポートを書きますが、サポーターへのメッセージで、「結果が出ていないので、厳しく言われるのは当然だが、その中でも、僕らの事を力強く押して、サポートして欲しい。」と話していました。キャプテンを信じ、キャプテンのもとに結束して、皆で戦っていきたいですね。

結果が出ていない中ですが、指揮官と選手たちの信頼関係は変わらず厚いものだと感じます。

大槻毅監督は、チーム浮上のために、攻撃の部分については、「ゴール前での落ち着き、点を取るというのは、少し才能の部分になるが、そういってしまっては解決策にならない。回数を増やし、バリエーションをトライしているのでやっていきたい。個々のキャラクターが違うので、組み合わせなどで考えるが、次の叶う所(結果という部分)まで行っていない。」と話します。また、この所の失点の仕方についても言及し、「そういっている間に、『安い失点』が多くなっている。そこを対応しないと点を取る取らないまで行きつかない。バランスを取りながらしっかり両方やっていきたい。」とコメントしています。

懸命な取り組みは続きますが、相手にやられるのではなく、自らのミスで、流れをつかみきれないもどかしい状況が続いているのも確かなこと。サッカーはミスをするスポーツですが、如何に少なく、致命的なミスをなくせるか。自分たちの頑張りを無にしないために、結果につなげるために、チーム全体でチャレンジが続きますが、次こそは結果につなげましょう!

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