群馬銀行グリーンウイングスは、30日、寺坂茜選手、中田唯香選手、新井祥選手の3選手が、5月31日付で退団すると発表した。
寺坂茜選手は、チームがVリーグに参入した15/16シーズンから内定選手としてプレー。高卒ルーキーながら、サウスポーのアウトサイドヒッターとして1年目から活躍し、力強いスパイクと強烈なサーブでチームの勝利に貢献してきた。ケガで試合に出られないシーズンもあったが、復帰後は、ミドルブロッカーにも挑戦するなどプレーの幅を広げるとともに、後輩たちを支える先輩として、コート内外で役割を果たしてきた。
中田唯香選手は、仙台、大野石油を経て、20/21シーズンから2シーズンアウトサイドヒッターとして活躍した。明るいキャラクターでチームメイト、ファンに愛されるとともに、プレーでは、気迫、気持ちを前面に出し、特にチームが苦しい場面で流れを変える頼もしい存在として勝利に貢献した。
新井祥選手は、トヨタ自動車を経て、18/19シーズンから加入。安定感のあるレセプションをはじめ、攻守にバランスの取れた、トータルに高い選手としてチームを勝利に導いてきた。昨シーズンは、副キャプテンも務め、リーダーのひとりとして、チームをまとめた。また、かつてグリーンウイングスにも在籍した斉藤千佳さんとともに『ジン・チカ』の愛称(新井選手が「ジン」、斉藤さんが「チカ」)で、所属チームのファンのみならず、多くのバレーボールファンに愛された。
チームを離れる寂しさはあるが、3選手のこれまでの活躍、貢献に感謝するとともに、次なるステージでの活躍を応援しよう!