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SASAmemo 髙橋悠監督、カルラ・クラリッチ選手が退団-群馬銀行グリーンウイングス

V2女子の群馬銀行グリーンウイングスは、13日、髙橋悠監督、カルラ・クラリッチ選手の退団を発表した。

髙橋監督は5月31日付で、クラリッチ選手は5月15日付で退団となる。

 

髙橋監督は、2020年5月にコーチとして加入、その後、石原昭久監督の退任を受け、監督に昇格し、2シーズン指揮を執った。20/21シーズンはリーグ優勝に導き、優勝監督賞を受賞、21/22シーズンはレギュラーラウンドを首位で通過したものの、ファイナルラウンドの結果、準優勝となった。サーブ力向上に努めるとともに、トータルディフェンスの強化にも着手し、2シーズン、いずれもV1チームとの入れ替え戦、チャレンジマッチにチームを進めるなど手腕を発揮した。

髙橋監督はチームを通じ、「この度2021-22シーズンをもちまして退任することとなりました。2シーズンという短い期間でしたが、V1昇格を目標に挑戦し、最後は届かず残念な気持ちです。しかし、選手スタッフと共に歩んだ2年間は非常に充実しており、私自身監督業は初めてではありましたが、選手はよく付いてきてくれ、共に成長できたと感じております。2年間大変お世話になりました。ありがとうございました。チームから離れることになりますが、今後も群馬銀行グリーンウイングスへご支援ご声援のほど、よろしくお願いいたします。」とコメントしている。

一方、カルラ・クラリッチ選手は、チーム初の外国人選手として加入。現役クロアチア代表の名に恥じない、攻守に安定したプレーで、1シーズン、チームの勝利に貢献した。主なスタッツは、総得点177点(リーグ8位)、サーブ効果率10.2%(リーグ13位)、1セット当たりのブロック決定本数0.65本(リーグ7位)、サーブレシーブ効果率54.8%(リーグ17位)など。

カルラ選手は、チームのSNSなどを通じ、動画メッセージで応援してくれた皆さんに感謝の気持ちを伝えている。

カルラ選手は、プレーでの貢献だけでなく、明るい性格と、積極的なコミュニケーションで、チームのムードメーカーとしても欠かせない存在として大きな存在感をみせるなど、活躍してくれたシーズンだった。

チームによると、髙橋監督、カルラ選手の今後については未定、また、新シーズンの監督、新外国人選手についても、現時点で発表はまだない。リーグ優勝奪還、そして、悲願のV1昇格を目指すチームを誰が引き継ぐのか、続報が待たれるところだ。

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