SASAmemo ザスパ公開練習フォトレポ-ザスパクサツ群馬

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天皇杯の初戦となった2回戦・東京ヴェルディ戦に1‐2で敗れたザスパは、リーグ戦の次節・大分戦に向けトレーニング。

 

天皇杯出場メンバーのほとんどはリカバリーのため、グラウンドでは出場しなかったメンバーが熱のこもったトレーニング。

まもなくリーグ折り返しという状況で、リーグ9位と、いつものザスパを考えれば健闘していますが、リーグ戦は直近3試合勝ち無し、前夜の天皇杯を含めれば、公式戦4試合勝利なしです。上位争いのためには、勝利が必要です。そして、勝ち抜くためには、連勝が必要です。これまでのザスパが求められたことのないハイレベルなミッションです。しかし、目の前にそのチャンスがある以上、挑むしかありません。

一方、そのためには、さらなるチームの底上げが必要です。

レギュラーメンバーの更なる活躍はもちろんですが、コンディション面含め、ここからはこれまで以上に、どの選手が出てもザスパが目指すスタイルを表現できなければいけませんし、その上で、個々の特徴を生かして、局面で相手を上回る戦いが必要です。前夜の天皇杯で出たメンバーのパフォーマンスを大槻毅監督がどう評価したか。今後の選手起用に変化が生まれるかどうかも注目です。

リーグ戦でメンバー入りは続くも、試合出場は限られている城和隼颯選手。スタメン出場のチャンスに結果で示したかった所ですが、思うようにいかず、この日の練習後のインタビューでは悔しさを口にしていました。その思いを今後にぶつけてもらいましょう。

天皇杯での出場はなかったものの、メンバー入りした山田晃士選手。いつ、いかなる時でも全力でチームのため、仲間のため、自らのために行動する姿は変わらず。この日も山田選手らしくトレーニングに燃えていました。

長期のケガから復帰し、天皇杯ではスタメンフル出場を果たした川上優樹選手。公式戦出場は、昨シーズンの第41節・盛岡戦以来。ただ、自身のプレーとともに、「大卒の選手も多かったので、自分のプレーをもっとさせてあげたかった。」と後輩たちを気遣うコメントも。大卒4年目、大槻体制ではSBにもチャレンジするなど、期待のひとりなだけに、この試合を弾みに、リーグ戦にも絡んでいってもらいたいですね。

天皇杯では、12節・甲府戦以来の公式戦出場となった細貝萌選手。久々の公式戦に「試合勘の難しさがあった」との事ですが、「自分自身やれることをやりながら、年齢の事も含めて、もう一度、サッカーを楽しみたい」と今後に向けた思いも語ってくれました。このチームにおいて、細貝選手の役割、プレー、存在感は何ものにも代えがたいものであるのは誰もが知る所。リーグ後半戦に向かおうとする今、ピッチ上でも活躍してくれるはずです。

天皇杯に敗れ、悔しさもありますが、もうリーグ戦に集中するだけという状況にもなりました。現状、リーグ9位に付けるザスパが、シーズン終了時にどういう景色を見ることができるか。それは、自分たち次第で如何様にも変わりますし、変えられます。

選手それぞれに、いろいろな思いをしてきたリーグ前半戦も残り2試合。その先には、厳しい夏の戦い、そして、シビアなリーグ終盤戦へ。これまで以上にみんなが力を合わせなければ勝利を掴むことができない戦いが続きます。

まずは次節の大分戦から。県民、ファン、サポーターの力も含め、総力を挙げて、リーグ戦4試合ぶりの勝利あるのみです!

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