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SASAmemo 年内ラストはストレート勝ち!-群馬銀行グリーンウイングス

バレーボール・Vリーグ V2女子の群馬銀行グリーンウイングスは、きょう(4日)、広島市の猫田記念体育館で大野石油広島オイラーズと対戦し、セットカウント3‐0(25-21、25-21、25-13)でストレート勝ちを収めた。

グリーンウイングスは、7勝1敗 21ポイントとなり、首位とは1ポイント差の2位につけている。なお、年内のV2女子は、この日で、終了となる。再開は年明け、1月7日、8日になる。

 

グリーンウイングスは、前日(3日)の試合直前に、選手1名に新型コロナウイルスの陽性判定者が出たことから、フォレストリーヴズ熊本戦が急遽、中止となり、この日は、抗原検査受け、陰性が確認された選手のみで試合をする予定としていた。幸いにも、陽性判定を受けた選手以外、全員が陰性となり、無事に試合が行われた。

ただ、感染予防のため、コート上のグリーンウイングスの選手、そして、大野石油の選手も含め、全員がマスクを着けての試合となった。

グリーンウイングスは、S6ローテーションでスタートし、バックライトから、小林知加、伊藤寿奈、正木七海、田中瑠奈、清水愛、藤原愛、リベロに栗栖留生のメンバーでスタート。正木は、初スタメンとなった。

グリーンウイングスは、第1セットのスタートから走ると、終始、ペースを握りながら展開。相手の粘り強い守りやキレのある攻撃に我慢を強いられる場面もあったが、要所を抑え、ストレート勝ちで勝利を収めた。

前日に、コロナ陽性判定者を出し、気持ちの面での影響が出ないか心配されたが、高卒1、2年目の正木、小林、清水が持ち味を出しながら活躍。

正木は、初スタメンながら、チームトップとなるアタックで11得点(決定率39.3%)、サーブでも2得点(効果率16.7%)を記録するなど攻撃面でチームを支えた。また、小林は、持ち味でもあるキレのある攻撃、効果率の高いサーブ、粘り強いレシーブやカバーで勝利に貢献し、清水は、高さを生かした攻撃、ブロックで存在感を見せた。

また、大事な場面で、田中や伊藤といった頼れる選手たちが後輩たちをカバーし、勝利をつなげることに成功した。

先日のホーム2連戦では、プレステージ・インターナショナルアランマーレとの首位攻防戦に敗れるなど、結果、内容で課題を残し、今週も、前日にコロナ陽性者が出るなど、難しい状況下であったが、年内ラストのゲームを全員でカバーしながら、ストレート勝ちという結果で終えることができたのは、結果とともに、大きなものを掴めたのではないだろうか。

年明けは、1月7日、8日に前橋市のヤマト市民体育館前橋で行われるホーム2連戦で再開する。まずはゆっくりと休み、そして、年明けからのホーム2連戦、さらには、リーグ中盤、終盤の大事な戦いに備えてもらいたい。

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