サッカーJ2・ザスパクサツ群馬は、きょう（30日）、MF 41 中山雄登選手が、JFLクリアソン新宿へ完全移籍したと発表した。
また、小林亮コーチ、埴田健コーチ、井田征二郎フィジカルコーチが退任することも発表した。なお、小林コーチは、来季、J2に昇格する、いわきFCのコーチに就任することも併せて発表されている。
【完全移籍のお知らせ】
この度、弊クラブに所属しております #中山雄登 選手が #クリアソン新宿 （JFL）への完全移籍が決定しましたので、お知らせいたします。➡️ https://t.co/ex3C0s67YH@yutonakayama #thespa #everonward pic.twitter.com/bcRTVRcNnn— ザスパ群馬／THESPA GUNMA (@OfficialThespa) November 30, 2022
中山選手は、ザスパがJ2復帰を果たした2020年に、J3熊本から加入。3シーズンでリーグ戦45試合1得点、天皇杯3試合出場を記録した。豊富な運動量を武器に、中盤の汗かき役として攻守に活躍し、加入2年目の2021年は30試合に出場した。
中山選手は、クラブを通じ、「離れていてもザスパの事を応援しています。J1で闘うザスパクサツ群馬を見られる日を楽しみにしています。3年間ありがとうございました。」などとコメントしている。
新天地となるクリアソン新宿は、今シーズン、JFL初参入で、15位で終えている。クラブは、将来的なJリーグ参入を目指しており、中山選手のプレーと経験が大きな力となるだろう。
中山雄登 選手 クリアソン新宿へ完全移籍のお知らせ（クラブ公式）
小林亮コーチは、ザスパがJ2復帰を果たした2020年からコーチとしてチームを支えてきた。奥野僚右監督、久藤清一監督、大槻毅監督と3人の監督のもと、指揮官と選手の間に入り、指導やサポートに力を尽くしてくれた。特に、今シーズンは、若手選手へのアドバイス、サポート、フォローなどをする姿を多く目にした。個人的には、同郷の方でもあり、思い入れも強いだけに退任は残念だ。新天地は、来季、J2初チャレンジのいわきFCで、コーチを務めるとの事。ライバルチームにはなるが、活躍に期待だ。
埴田健コーチは、2017年から19年までザスパでコーチをしたのち、一度、チームを離れたが、2021年から復帰。ザスパでは、分析担当としてチームを支えた。また、若手選手の兄貴分的存在で、選手たちとも近い距離間でチーム作りに力を尽くしてくれた。
井田征次郎フィジカルコーチは、今季、就任したばかりだが1年での退任となった。新監督を迎えての新チーム、そして、短期日程の中で、選手たちのコンディション作りに力を尽くし、チームを支えてくれた。
中山選手、そして、小林コーチ、埴田コーチ、井田フィジカルコーチへ感謝の思いとともに、更なる活躍を願いたい。ありがとうございました。
