SASAnote

SASAmemo グリーンウイングスが開幕連勝スタート!-群馬銀行グリーンウイングス

バレーボール・V2女子の群馬銀行グリーンウイングスは、29日、30日の2日間、山形県酒田市の酒田市国体記念体育館で、リガーレ仙台、千葉エンゼルクロスとの開幕カードに臨み、それぞれ、3‐1、3‐0で勝利し、2連勝スタートを飾った。

*チームから試合写真を提供いただきました(11/1)

写真提供:群馬銀行グリーンウイングス
写真提供:群馬銀行グリーンウイングス
写真提供:群馬銀行グリーンウイングス
写真提供:群馬銀行グリーンウイングス

リガーレ仙台戦 ○3‐1(25-21、21-25、25-18、25-22)

29日のリガーレ仙台戦は、S6ローテで、スタメンは、バックライトから、#1田中瑠奈、#4道下ひなの、#3菊地実結、#7藤井寧々、#13清水愛、#15松尾奈津子、Li #5栗栖留生のメンバーでスタート。第1セットを奪ったものの、続く第2セットを落とし、セットカウント1-1としたが、その後の、第3、第4セットを取り、セットカウント3‐1で開幕戦を飾った。

千葉エンゼルクロス戦 ○3-0(25-18、25-18、25-18)

翌30日は、千葉エンゼルクロスと対戦。前日と同じ、S6ローテながら、メンバーを少し入れ替え、バックライトから、#10白岩蘭奈、#17伊藤寿奈、#3菊地実結、#7藤井寧々、#13清水愛、#18藤原愛、Li #5栗栖留生というメンバーで臨んだ。第1セット序盤は、劣勢に立たされたが、徐々に盛り返し、このセットを奪うと、第2セット以降は、危なげない展開でストレート勝ちを収めた。

2日間通じ、活躍が目立ったのが、大卒ルーキーの藤井と菊地だ。OHで出場した藤井は、2試合ともアタックでチームトップスコアをマーク(17得点、11得点)、硬軟使い分けた攻撃で得点を重ねた。また、菊地は、セッター対角で出場し、ライトからの攻撃、そして、持ち前の移動攻撃やブロック面でも存在感を見せてくれた。

そして、高卒2年目で、開幕スタメン出場を果たした清水も、高さを生かし、両日、ブロックで3得点ずつ記録するなど、高いポテンシャルを発揮し、チームの勝利に貢献してくれた。さらに出場機会を増やし、経験を積む中で、ますますの成長を期待したい。

また、V1昇格の切り札として期待されるV1経験者の二人、道下、白岩も活躍。初日の仙台戦にスタメン出場した道下は、高い決定率、効果的なサーブで違いを見せ、2日目の千葉戦にスタメン出場した白岩は、スピードとキレのあるアタック、さらに、効果的なジャンプサーブでチームに流れを呼び込んでくれた。チームの安定感、そして、質の高いバレーボールを展開する上で、期待通り、中心的な役割を担ってくれそうだ。

こうした攻撃陣をキャプテンの松尾をはじめ、セッター陣も、局面ごとに、効果的に活用した。展開に合わせ、各選手を活かし、幅のある攻撃で、相手に的を絞らせないトスワークも素晴らしかった。

先日合流したばかりのギリシャ代表のハンタヴァ・エヴァンゲリアも、短い時間だが出場。ただ、持ち前の力強いスパイクはまだまだこれからという印象。コンディションが上がり、チームにフィットしてくれば、よりエヴァ選手の良さ、特徴がコート内で現れる事だろう。

V2優勝、V1昇格のためには、結果が大事なのはもちろんだが、内容も伴わなければ、勝負所で強さを発揮することはできないだろう。開幕2連勝に手ごたえと安堵はあるが、厳しい戦いはまだ始まったばかり。日々成長し、より上を見ながら戦うのみだ。

そんな頑張る選手たちを支えるためにも、ぜひ、群馬銀行グリーンウイングスの選手たちを応援し、共に戦ってもらいたい。

なお、試合の模様は、チーム公式Instagramでもライブ配信され、1週間程度、アーカイブで残されているのでチェックして欲しい。

<11月の試合予定>
11/5土曜 12:00 フォレストリーヴズ熊本(長野県軽井沢町・軽井沢風越公園総合体育館)
11/6日曜 15:00 GSS東京サンビームズ(長野県軽井沢町・軽井沢風越公園総合体育館)
11/19土曜 13:00 JAぎふリオレーナ(岐阜県関市・アテナ工業アリーナ)
11/26土曜 12:00 プレステージ・インターナショナルアランマーレ(伊勢崎市・伊勢崎市民体育館)
11/27日曜 15:00 ヴィアティン三重(伊勢崎市・伊勢崎市民体育館)

大卒ルーキーの藤井寧々選手は、決して大柄な選手ではないが、状況を判断し、硬軟使い分け、得点を重ねた。ブレイクを予感させる活躍で勝利に大きく貢献した。開幕2戦は、セッター対角の位置で出場した菊地実結選手。ポジションに縛られず、自らの特徴であるスピード感ある移動攻撃からの力強いスパイクでチームに貢献。昨年以上の活躍が期待できそうだ。ルーキーイヤーは出場機会が限られたものの、もともと期待の大きかった清水選手。開幕2連戦でチャンスを掴み、しっかりとアピールに成功した活躍を見せたのではないだろうか?道下選手は、正確なプレーで高いアタック決定率をマーク。安心してプレーを見ることができ、計算できるプレイヤーだ。白岩選手は、持ち前のスピードとキレのあるプレーを披露。ジャンプサーブでも流れを呼び込んでいた。状態も良さそうで、昨シーズン以上の活躍を見せてくれるのではないだろうか?セッター陣は、松尾選手を軸に、藤原、古市も起用。斎藤監督が、それぞれの良さ、特徴を生かしながら、積極的に起用しているのが効果的に機能。今後が楽しみだ。

Follow me!

  • X
モバイルバージョンを終了