群馬銀行グリーンウイングスと同じ、V2フォレストリーヴズ熊本から新加入となったOH 10 白岩蘭奈選手。V1でのプレー経験もあり、昨シーズンは、V2得点王に輝くなど、その実力を如何なく発揮した。そんな白岩選手が、なぜ新天地にグリーンウイングを選んだのか、そして、どんな思いでV1を目指そうとしているのか、お話を伺いました。
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白岩選手は、宮城県仙台市出身の25歳で、新潟医療福祉大学から2018年11月に、V1 KUROBEに加入、2シーズン過ごした後、20-21シーズンからV2 熊本に移籍し、2シーズンプレー。昨シーズン、21-22シーズンは、248得点を挙げ、V2得点王に輝く活躍を見せました。169cmと大柄な選手ではありませんが、ジャンプ力と高さを生かした切れ味あるプレー、そして、得点力が魅力の選手です。
ここ最近のグリーンウイングスは、安定したディフェンスから、如何にオフェンス面、得点につなげるかというのがテーマになっていましたが、昨シーズンのV2得点王である白岩選手の加入で、そうした部分の改善にも期待が高まります。ただ、本人も話していたように、チームそれぞれの役割があり、白岩選手に求められるものが、昨シーズンと同じかといえばそれは違うものになるでしょう。チームは、白岩選手の良さを生かし、白岩選手は、チームにフィットし、求められるものに応えるプレーを果たせるかがポイントになりそうです。
チームの年齢分布をみると、白岩選手は、チームでは4番目に年上、また、OH陣では一番年上の選手になります。プレーで引っ張るのはもちろん、後輩たちの良き手本となり、チーム全体を引き上げていく存在という部分でも役割が期待されますが、自身もそうした思いを持っているようなので、グリーンウイングス全体が、V1に上がるにふさわしいチームへと、より変化するよう導いてもらいたいですね。
「V1を狙うチーム、目標とするチームで、自分も成長したいし、力を試したい思いが強くなった」と移籍理由も明かしてくれた白岩選手。実力はもちろん、Vリーグ全体でも高い人気を誇る彼女の活躍には、グリーンウイングスファンのみならず、多くのバレーボールファンが注目し、より高いステージでの活躍を期待しています。また、チームもV1昇格へ、同様に期待が高まっています。
白岩選手が口にした、「V1昇格が終わりではない、V1で勝ち切れるチームへ」という思い。それを実現するために、白岩選手にとっても、グリーンウイングスにとっても、大事な1年がはじまったのです。我々も、応援という形で支えていきましょう！
